トヨタの労働組合は2022年の春闘で、ボーナスについて月給の6.9カ月分を要求する方針を固めた。
トヨタ自動車は2021年度上半期(2021年4~9月)で売上げと最終的な利益がこの時期として過去最高になった。
トヨタの労働組合は、こうした好調な業績などを踏まえ、ボーナスについて月給の6.9カ月分を
要求する方針を固めた。
組合は、2021年の春闘では賃上げと6カ月分のボーナスを要求し、いずれも満額回答を得ていた。2022年は1月中にボーナス以外の賃上げ要求額も決定し、会社側との交渉を2月中旬から本格的に行うとしている。
トヨタは、2021年度の世界での生産台数が計画していた900万台を下まわる見通しを発表し、
また、新型コロナの感染拡大により国内での生産に影響が出ている中で会社側がどのような回答をするのか注目される。