2022年の干支「寅」。香川県東かがわ市には、虎の名前がつく山がある。

「縁起が良い」標高417メートルの山へ

小林宏典記者:
「虎丸」と、山に干支の漢字が使われています、トレッキングとしても人気の山ですが、今年は特に特別感が高まっています

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一体、どんな山なのか?虎穴に入らずんば虎子を得ず。とにかく登ってみることに。

虎丸山は、東かがわ市のJR三本松駅から南へ約4kmの場所にある標高417メートルの山で、古くから信仰の山として親しまれてきた。

小林宏典記者:
虎というと「騎虎の勢い」とか「虎に翼」とか、猛々しいイメージがありますが、すごく登りやすい。気持ちが良い山道が続いている

そんな虎の勢いにあやかろうという人も。

登山した人:
寅年の初めの登山。こんな名前の山があるんだと思って

登山した人:
楽しかった。縁起が良かった

しかし、なぜ虎の名前がついたのか。

東かがわ市には、虎丸山にちなんだものが数多くある。運動公園「とらまる公園」に人形劇の劇場「とらまるパペットランド」。老舗和菓子店「巴堂」のお菓子にも…。

「巴堂」従業員:
こちらが「白とら丸」になります

白鳥動物園の人気者、ホワイトタイガーとコラボした新商品。虎模様のチョコレートパイまんじゅう。寅は地域にとって欠かせない存在だ。

名前の由来は、戦国時代に築かれた城との説も

さて登山は中盤、虎視眈々と山頂を目指す。

小林宏典記者:
登り始めて50分くらい。頂上に近づくにつれて、傾斜がきつくなってきました

山道は中腹に入って様相が一変。足元はゴツゴツとした岩も多くなり、虎のイメージに相応しい険しい山道に。

標高370メートルを超え山頂が目前に迫ると、勾配はさらに急に。崖のような急傾斜が立ちはだかる。虎の尾を踏む思いで、ロープを頼りに最後の難関に挑んだ。

ついに山頂到着。標高417メートル、虎丸山を制覇した。

そして、山頂には瀬戸内海を一望できる絶景が。戦国時代にはここに山城があった。その城の築かれた年が寅年だったことが、虎丸山の由来という説がある。

強く逞しい虎に寄せる人々の思いは、今も昔も変わらないのかもしれない。

登山した人:
先行きどうなるか分からない時代、前を向いていくしかない。そんな勇気をくれた

小林宏典記者:
山頂まで1時間20分ほどかかりました。干支のつく山を制覇した達成感とともに、この絶景を見ると、非常に特別感がある山でした

(岡山放送)

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