岩手県の盛岡市動物公園ZOOMOでは、夏休み期間中にピューマやニホンアナグマの赤ちゃんが一般公開され、家族連れでにぎわいを見せている。
エサやり・乗馬体験など、動物との触れ合いを楽しめるイベントが多数開催され、来園者の笑顔があふれている。

「かわいい!」じゃれあう姿に歓声
2025年6月にオスの「タフ」とメスの「ニーナ」の間にピューマの赤ちゃん「ツィー」と「シェダル」が生まれた。
8月8日から一般公開が始まり、12日は母親「ニーナ」のそばをついて回ったり、2頭でじゃれあったりする姿が見られた。
来園客は親子の様子をじっくり眺めながらシャッターチャンスをうかがっていた。

来園客からは「2頭遊んでいる、かわいい」「かわいかった。元気に大きくなってほしい」「お母さんがずっと子どもを見ているので、すごくえらいなと思っていた」などの声が聞かれた。
7月から公開ニホンアナグマの赤ちゃん
また、7月から公開されているニホンアナグマの赤ちゃんは、親子でかわいらしく動き回る姿で見る人を魅了している。

盛岡市動公園物ZOOMOでは夏休み期間中、動物とふれあえる様々なイベントを開催していて、動物へのエサやり体験が特に人気だ。
アフリカゾウ「マオ」の展示コーナーでは、壁を挟んでエサを食べさせることができ、参加者はサツマイモを差し出して「マオ」とのふれあいを楽しんでいた。
ポニーの乗馬体験に行列
行列ができていたのはポニーの乗馬体験で、子どもたちは緊張しながらもポニーとのひと時を満喫している様子だった。

青森から訪れた来園客からは「お盆なので家族旅行。息子が動物とか虫とか好きなので」「楽しかった」などの声が聞かれた。
「ぜひ3世代で来ていただければ」
盛岡市動公園物ZOOMOでは12日の来場者が1100人に達し、普段の約4倍となるなど、夏休み期間中は多くの人でにぎわっている。
盛岡市動物公園ZOOMO企画営業広報の森敦子さんは「今まさにアナグマとピューマの赤ちゃんを公開していて、かわいい盛りなので、ぜひお盆期間中ですので、3世代で来ていただければ」と話した。

ZOOMOでは8月17日まで夏休みの特別イベントを開催する予定だ。