めざまし8の人気コーナー『和田明日香のだれでもおいしいだいたいクッキング』。誰が作っても大体おいしくなるレシピを和田明日香さんが紹介します。
ある企業の調査で、余りがちな食材として“傷みがはやい野菜類”や“使用頻度の低い調味料・粉類”などが多い結果が…
今回は、そんな悩みを解決できる！
冷蔵庫の中も大掃除！「余りがち食材で本格レシピ」を紹介します。
今回アシスタントとして参加したのは久慈暁子アナウンサー。
久慈暁子アナウンサー：
冷蔵庫開けたとき、ちっちゃいポケットみたいなところあるじゃないですか。あそこに、ジャムとかちっちゃいチューブのショウガとか、いつの間にか賞味期限が切れていて…
和田明日香さん：
ポケットあるあるですよね、きっと。今日はですね、2品作っていこうと思います
まず1品目はこちら！
余り物が大変身！「だいたい海鮮チヂミ」
和田明日香さん：
今日はお好み焼き粉を使いたいと思います
久慈暁子アナウンサー：
お好み焼き粉でもチヂミが出来るんですか？
和田明日香さん：
出来ます。お好み焼き粉ってすでにダシの粉末が入っていたりして、結構海鮮の香りがするので。イカとかタコとかエビとかが普通は入っているんですけど、そんなものは必要ございません
使う材料と作り方はこちら
＜材料＞
お好み焼き粉…100g
水…150ml
のりの佃煮…大さじ2
ニラ（４cm長さに切る）…30g
桜えび、もしくはきりいか…3g
にんにく（薄切り）…1片
白菜（斜め薄切り）…150g
ちくわ（縦半分に切り、短冊切り）…1本
ごま油…大さじ2
酢、ラー油…お好みで
＜つくりかた＞
１．にんにく、白菜、ちくわ、ニラを切る。
２．フライパンにごま油を熱し、にんにく、白菜、ちくわをよく炒める。
３．ボウルにのりの佃煮を入れ、水を少しずつ加えて混ぜる。さらにお好み焼き粉を振り入れて混ぜていく。
４．ニラ、桜えび、２で炒めたものを加えてさらに混ぜる。
５．フライパンに３で作った生地を流し入れて、平らに広げる。
６、両面こんがり焼いたら食べやすい大きさに切って完成。
お好みで酢やラー油をつけてもOK。
～和田流ポイント～
ニラは熱を加えるとすぐにくたくたになり風味も飛んでしまうため、炒めないで加える！
一般的に小麦粉を使用するチヂミですが、今回はあまりがちなお好み焼き粉を代用。ダシが効いているので海鮮風味に仕上がり一石二鳥なのだそう。
まずはニンニクを薄切り、ニラは4cmほどに切り、白菜は細切りにしていきます。
和田明日香さん：
ちくわをイカにしていきます。
久慈暁子アナウンサー：
イカ？ちくわをイカに？
和田明日香さん：
まずは縦に切ります。それからさらに縦半分に…。3等分にしてください。そしてイカ（のよう）になった！
さらに、ゴマ油をひいたフライパンにカットしたちくわと白菜、ニンニクを入れ炒めていきます。
和田明日香さん：
冷蔵庫に残っているころの白菜って結構もう水分が回っちゃって食感が悪くなっちゃったりしているので、シャキシャキがもう無くなちゃってるっていう。それを炒めることで、ごまかしてあげたいっていうのと、ちくわも炒めることで（弾力がアップして）よりイカ化していくので…
和田さん曰く、ちくわはよく炒めることで弾力がアップしイカの食感に近づくのだそう。そして、野菜などを炒めている間にチヂミの生地を作ります。
ボウルにあまりがち食材の「海苔の佃煮」を入れて水を少しずつ加え溶かしたら、お好み焼き粉を投入。ニラと桜エビ、
そして先ほど炒めた白菜、ちくわ、ニンニクも加え混ぜ合わせたらフライパンへ流し入れ、生地を平らに広げてこんがりと美味しい焼き目をつけていきます。
実はここに和田明日香さん流のテクニックが！ニラは熱を加えるとすぐにくたくたになり風味も飛んでしまうため、炒めないで加えるのだそう。
久慈暁子アナウンサー：
これって他の野菜でも代用可能なんですか？
和田明日香さん：
ジャガイモとか冷蔵庫に転がってたら…
ジャガイモをすりおろして水と一緒に生地に練り込んだり、旬の春菊を加えても美味しくできあがるそうです。そして、片面が焼けてきたタイミングでひっくり返します。
さらに、両面にしっかりと焼き色がついたらまな板に移し、食べやすい大きさにカットしたら…
余り物が大変身「だいたい海鮮チヂミ」の完成です。
久慈暁子アナウンサー：
いただきます。ふわっふわ！海鮮を入れたとしか思えない味なんですけど。海苔の佃煮しか入れてないですよね
和田明日香さん：
大事なあのこ（ちくわ）が入っているじゃない。
久慈暁子アナウンサー：
食感が、イカでした完全に。野菜も結構シャキシャキしていてのりの風味もしっかりしますね
和田明日香さん：
海苔はやっぱり焼くことでさらに香ばしい香りが立つので…
久慈暁子アナウンサー：
これ完全にお店の海鮮チヂミです。これだったら帰ってすぐつくります
続いて、2品目はこちら！
超簡単！「即席余りものお吸い物」
乾燥ワカメや瓶入りなめたけなど“余りがち”食材をたくさん盛り込んだ超簡単お吸い物レシピです。
久慈暁子アナウンサー：
乾燥わかめも鰹節も余ります。鰹節とか1回使うんですけど、どう使かっていいかわからなくて。あとは日持ちするかなと思っているうちに…
和田明日香さん：
そうですよね
まずはネギを小口切りにし、あまりがち食材のなめたけ、乾燥わかめと共にお椀に入れます。
和田明日香さん：
鰹節なんですけどパックごと、外からもみもみと。
使う材料と作り方はこちら
＜材料（１人分）＞
乾燥わかめ・・・1g
なめたけ・・・スプーン1杯（約20g）
鰹節・・・約2g
長ネギ（小口切り）・・・好きなだけ
醤油・・・必要に応じて（なめたけの塩分によって異なる）
豆腐、納豆、揚げ玉、三つ葉、ゆずの皮など・・・お好みで
＜つくりかた＞
1.長ネギを小口切りで切る
2.かつお節を袋ごともみ、細かくする
3.もんだかつお節と切った長ネギ、乾燥わかめ、なめたけをお椀に入れ、熱湯を注ぐ。
4.わかめが戻ったらよく混ぜ、味が薄いようであれば醤油を少量足して調整する。
5.仕上げにゆずや三つ葉などをお好みで加える
～和田流ポイント～
ゆずの皮をそぐ前に包丁で表面に少し傷をつけると香りがたつ！
ここで和田さんおなじみの手でもんだ鰹節を入れたら、あとはお湯を注ぐだけ。
和田明日香さん：
他にもし揚げ玉が残ってたら揚げ玉を入れてもいいです
「揚げ玉」や「納豆」「豆腐」などの余りがちな食材を入れてアレンジしてもOK。
今回は仕上げにゆずと三つ葉を加えますが、ここで和田明日香さん流のテクニック！
和田明日香さん：
これをこうやって…
ゆずの皮をそぐ前に包丁で表面に少し傷をつけると香りがたつのだそう。
そして、ゆず香る「即席余り物お吸い物」のできあがりです。
久慈暁子アナウンサー：
うわ～！ゆずだ！確かに香りが強くなりました。完全にお湯を入れただけとは思えないぐらいしっかりダシが出てますね。なめたけが結構濃いめの味だから、全体に味が染みていておいしいですね
和田明日香さん：
なめたけも良い味だしてくれるんですよね
久慈暁子アナウンサー：
こんなに簡単だったら味噌汁作るよりいいですよ
和田明日香さん：
これが正解と思わずに、おうちの冷蔵庫にあるものを自分で好きに入れてみて『あっこれ入れたらもっとおいしくなった』みたいなのを発見してもらえたら、それが1番うれしいです
余りがち食材で作った、だいたい海鮮チヂミと余りものお吸い物。2品の調理にかかった時間はナントたった15分！
ぜひ皆さんも試してみてください。
（めざまし8「和田明日香のだれでもおいしいだいたいクッキング」 12月27日放送より）
