16年ぶりのリーグ優勝を逃して2年連続2位となったロッテは、悲願の日本一へ6日から楽天とのクライマックスシリーズ・ファーストステージに挑む。その大事な初戦を託されたのは高卒2年目右腕の佐々木朗希(20)。

11月3日に20歳の誕生日を迎えた佐々木は今季11試合に登板して3勝2敗、防御率2.27。今季楽天には3試合1勝0敗、防御率1.35と好相性を誇る。

「あしたの試合で楽しみな気持ちはないので、緊張すると思うんですけど、そこをしっかり乗り越えられるように1年間チームが勝ち続けてCS進出を決めたので、しっかりその思いとかを背負いながら投げたいと思います。あまり10代にいい思い出がなかったので、20代でいい思い出を作れるように、いい思い出ができるように頑張ります」と佐々木。

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チームは惜しくも16年ぶりのリーグ優勝を逃したが、日本一のチャンスはまだ残っている。ファーストステージを勝ち抜き、オリックスとのファイナルステージへとつなぎ悲願の日本一へ、二十歳の右腕がその先陣を切る。

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。