酒造メーカーと中予地域がコラボ

コロナ禍の“家飲み”人気で注目されているのが、原料や産地にこだわった「クラフトジン」だ。

松山市の酒造メーカーが愛媛県中予地域の6市町とコラボし、個性的な新たなジンを開発した。中予を丸ごと味わえるという。

中予地域の特産品を使用
中予地域の特産品を使用
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木元悠吾記者:
今回、新たに開発されたのが「道後ジン 六媛」です。何がすごいかと言いますと、6品目の風味を楽しむことができるんです

松山市の酒造メーカー・水口酒造が発売した「道後ジン 六媛」は、中予地域の6市町が連携して地域の活性化を目指す「まつやま圏域未来共創ビジョン」の依頼を受けて開発されたクラフトジン。

水口酒造 広報・販売推進部 城下雄一郎部長:
6市町の生産者さまが心を込めて、お姫さまのように大切に育てあげた農産物を使用しております

水口酒造 広報・販売推進部の城下雄一郎部長
水口酒造 広報・販売推進部の城下雄一郎部長

焼酎がベース カクテルやロックでおいしく

松前町の「はだか麦」で作った焼酎をベースに、松山市の「伊台・五明こうげんぶどう」や砥部町の「七折小梅」など、各市町それぞれの特産品を使って風味付けする。

水口酒造 清酒製造部・菊池賢也主任:
減圧蒸留器で70度くらいで蒸発したのが、こちらの方に冷やされて、スピリッツ(蒸留酒)や焼酎になる

水口酒造 清酒製造部の菊池賢也主任
水口酒造 清酒製造部の菊池賢也主任

それをタンクで再蒸留し、中予の魅力が詰まったクラフトジンの完成だ。

水口酒造 広報・販売推進部 城下雄一郎部長:
味の特徴としましては、栗と麦の香ばしく濃厚な香り、それとイチゴ・リンゴ・ブドウのフルーティーな甘い香り、それと梅のさわやかな酸味

中予の魅力が1本に凝縮
中予の魅力が1本に凝縮

メーカーでは炭酸で割ったカクテルやロックなど、さまざまな飲み方を楽しんでほしいとしている。

水口酒造 広報・販売推進部 城下雄一郎部長:
家飲み需要が高まっておりますので、ぜひたくさん、皆さまと一緒にこのクラフトジンを味わっていただきたいですね

「道後ジン 六媛」は、愛媛県内の酒店や道後商店街などで購入することができる。

(テレビ愛媛)

テレビ愛媛
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