イラン情勢の悪化を受け急騰する原油価格。
11日に発表された全国平均の店頭レギュラーガソリンの価格は4週連続値上がりし、1リットル当たり161円80銭と、160円台になるのは3カ月ぶりとなりました。
そうした中、緊迫するホルムズ海峡を巡り新たな動きが。
アメリカメディアは、イランがホルムズ海峡に小型船を使って機雷を設置し、重要な航路の混乱を引き起こす準備を進めていると報じました。
さらに先ほど、イギリス軍によると、ホルムズ海峡で貨物船に飛翔体が直撃し、火災が発生したというのです。
先行きが見えない中、ガソリン不足は東南アジア各国に影響し始めました。
ベトナムのガソリンスタンドにはバイクの長い行列が。
ガソリン価格が20%以上値上がりし、首都ハノイでは17カ所の店が燃料不足で閉鎖する事態に。
ミャンマーでは、軍事政権が車の使用を制限。
11日、走る車のナンバープレートを見てみると、最初の数字が奇数ばかりでした。
奇数の番号で始まる車は奇数の日、偶数の車は偶数の日しか運転できなくなり、違反した場合は法的措置をとるとしています。
インドでは、火葬場でのガスを使った火葬を停止した州があるといいます。
日本でも、先日取材した都内のガソリンスタンドでは値上げして購入を制限。
原油急騰の影響は弁当店にも及んでいました。
お店自慢の看板メニューは1kg超えのデカ盛り弁当ですが、デカ盛り弁当の容器の価格はここ3年で2倍の40円に。
まごころ大高・大高博信代表(高ははしごだか):
いちばん怖いのが容器。5月のGW明けに(値が)上がる連絡が入っているが、上げ幅がすごいのではないかと不安。(野菜は)ハウス栽培だと暖房でガスを使う。トマト・キュウリ・ナス、その辺が上がるとすごく不安。
そのうえ、水道代・光熱費や配送コストも。
トリプルパンチ以上だといいます。
先行きの見えない中東情勢の悪化で、世界は揺れ続けています。