いよいよ明日に迫った10月26日に結婚される、秋篠宮家の長女・眞子さま。

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皇族として過ごす最後の日である25日の午前10時20分ごろ、淡いピンクのスーツ姿で東京・港区の仙洞仮御所へ上皇ご夫妻を訪ね、これまでのお礼とお別れの挨拶をされた。

“特別な存在”深く案じ…

上皇ご夫妻にとって、眞子さまは初孫。

ご夫妻の側近によると、特に上皇后・美智子さまにとって女の子の初孫である眞子さまは特別な存在で、心の不調や今後の生活について深く案じられているという。

これは1994年12月、妹・佳子さまが誕生された日の映像。

当時3歳の眞子さまは花束を持って病院へ向かわれ、「お姉ちゃんだね」「お花ママに渡すの?」などと問いかけられると、笑顔で頷かれていた。

上皇ご夫妻も生まれたばかりの佳子さまと対面された後、眞子さまと共に報道陣の前へと進まれ、妹の誕生を無邪気に喜ばれる眞子さまを、美智子さまはいとおしそうに抱かれていた。

初孫の眞子さまの成長を常に見守り続けてこられた上皇ご夫妻。

2017年12月には、眞子さまが特任研究員を務めていた東京大学総合研究博物館が主催する、植物画の展覧会をそろってご訪問。眞子さまから直接説明を受けられた。

小室圭さんとの今後の生活は

小室圭さんと結婚し、皇室を離れられる眞子さま。
上皇ご夫妻へのお別れの挨拶は約1時間にわたった。


フジテレビ皇室担当・橋本寿史解説委員:
ご夫妻と眞子さまにとってお互いにいろいろな思い出の詰まった間柄ですので、お帰りの際には本当に名残惜しそうに上皇ご夫妻とのお別れをされたというふうに聞いています。

小室圭さんは24日、赤坂御用地に約7時間滞在。
秋篠宮邸の隣にある赤坂東邸で眞子さまと記者会見の打ち合わせをしたという。

眞子さまは26日午前、ご両親の秋篠宮ご夫妻や妹の佳子さま、弟の悠仁さまに見送られ、住み慣れた秋篠宮邸を後にされる。

女性皇族の結婚にあたっては当日の朝、相手方の使者が迎えに来る「入第の儀」があるが、眞子さまは儀式を行わないため、一人で出発されることとなる。

婚姻届は午前中に宮内庁の職員が代理で自治体に提出し、これにより眞子さまは皇籍を離れ「小室眞子」さんとなる。

また、午後には都内のホテルでお二人そろっての記者会見が行われるが、二人での会見は眞子さまの希望でもあり、費用はお二人が負担されるという。

会見後、眞子さまは宮邸には戻らず、都内のマンションなどに滞在。アメリカでの新生活に向け、パスポートの取得やビザの申請などの手続きを進められる見通しとなっている。

(「イット!」10月25日放送分より)