前夜に51年ぶりの優勝マジックを点灯させたロッテがサヨナラ勝ち。マジックを8に減らした。

1-1で迎えた9回2死1塁。引き分けへあと1アウトだった。岡がカウント3-1からソフトバンク守護神・森唯斗(29)のカットボールを左中間席に運ぶ劇的サヨナラ2ラン。本塁でもみくちゃにされた後、大きなタンクで水を浴びせられる手荒い祝福でずぶ濡れになった。

「打った感じはいったかなと思ったが、外野手の追い方を見て大丈夫かなと。チームのみんながいい形で回してくれた結果だと思う。こういう雰囲気で野球ができるのは喜びがあるし、自分自身も成長するチャンスだと思う」。

岡のサヨナラ弾は4月21日の日本ハム戦以来、今季2本目となる。今月10日の日本ハム戦でも9回2死から同点2ラン。また土壇場で決めた。

井口資仁監督(46)も「自信を持ってプレーしてくれている。長打力のある、ポテンシャルの高いで選手でいい仕事をしてくれている」と称えた。

チームはこれで3連勝。2年連続のクライマックスシリーズ進出も決めた。残り9試合、悲願の優勝へラストスパートで駆け抜ける。

ロッテ3-1ソフトバンク
(ZOZOマリン)

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。