コロナ禍のおうち時間に、「エンタメ」と「グルメ」を一緒に楽しんでもらおうというユニークな取り組みが始まっている。
愛媛・松山市のTSUTAYA中央店では、毎週金曜日に店頭でお弁当を販売している。

TSUTAYAでお弁当買えるサービスがスタート

午前9時、松山市中心部の飲食店。
営業時間の前だが、厨房(ちゅうぼう)はすでに仕込みで大忙し。

飲食店のスタッフ:
ひじきと鶏ハムとレモンで。これがアマゴ

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小分けしたおかずを盛り付けて、お弁当の完成。

「Japanese Dining にの」では、お弁当やオードブルも販売していて、旬の野菜をふんだんに使った、彩り豊かな和食が人気。

9月から新しいお弁当の販売先ができたが…

Japanese Dining にの・二宮勇人店主:
最初聞いた時は、ちょっと「え!?」と思いました

店主も“意外だった”という新たな販売先。
お弁当が運ばれた先は、CDやDVDなどのレンタルでおなじみのTSUTAYA。

松山市のTSUTAYA中央店では9月から、毎週金曜日に市内の3つの飲食店からお弁当を仕入れ、店頭での販売を始めた。

TSUTAYA中央店を運営するマツダ・森本哲史営業統括マネージャー:
外食を自粛されている方も多いと聞いていますので、来店いただいたお客様に、TSUTAYAのエンタメと一緒に、おいしいお弁当を楽しんでもらえたら

狙いは“ついで買い”。
DVDやCDのレンタル客にお弁当も買ってもらい、コロナ禍の「おうち時間」を楽しんでもらう。

TSUTAYA中央店を運営するマツダ・森本哲史営業統括マネージャー:
コロナ禍で厳しい状態が続く業界が多い中で、地域の店として、お互いに何か助け合いができないかという思いでスタートしました

売れ行きは好調! “新規顧客開拓”にも

TSUTAYA側から飲食店に呼びかけた今回の取り組み。
幅広い年齢層が来店するレンタル店での販売は、飲食店にとってもメリットがある。

Japanese Dining にの・二宮勇人店主:
音楽を聴かれたりとか、映画見られたりする方が、ついでにおつまみとかお食事としてお弁当をテイクアウト商品として買って帰るのはありかなと。新しいお客さんの開拓になると思います

弁当の売れ行きは好調で、早い時は午後1時すぎになくなっていることも。

購入した人:
たまたま寄った時に取り扱いのポスターを見て、「オイシイオト三番町店」は知っていたので、ここのほうが家から近いので

購入した人:
妻に「こういう弁当があってちょっと食べてみたい」(と言われた)。ちょっと驚いたのと、こういうのも近くにあって良いのかなと思います。これだけじゃなくついでに来たりとか、いろいろ楽しみもあります

化粧品や雑貨も…商品展開の差別化で集客狙う

また、TSUTAYA中央店は大学に近く若者の客が多いことから、化粧品や雑貨なども取りそろえている。

レンタル以外の商品も展開させることで他店との差別化を図り、集客につなげたいと考えている。

TSUTAYA中央店を運営するマツダ・森本哲史営業統括マネージャー:
お弁当を皮切りに、パンとかスイーツとか日替わりメニューを検討していて、TSUTAYAのエンタメを通じて、あらゆるライフスタイルをお客さまに提案できたらと考えています

おうち時間を盛り上げる「グルメ」と「エンタメ」。
地域の異なる業種がタッグを組んで、コロナ禍の逆境に立ち向かう。

(テレビ愛媛)