「障害どうこうはおいておいて、単純に“全然違う体だからカッコいい!だからこそ面白い”みたいな経験を子どもにしてほしい」

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そんな思いを抱くかんばらけんたさんは、システムエンジニアの仕事をしながら、車いすを使ったプロのダンサーとして活躍している。

生まれつき脊髄の機能が損なわれる「先天性二分脊椎症」により下半身にマヒの障害がある、かんばらさん。

「脚が使えないなら腕を使えばいい」と、幼い頃からできないことは知恵と工夫で乗り越えてきた。

違いを尊重し合う大切さ

6年前に始めた車いすを使ったダンスで、今はプロのダンサーとして小学校などで特別授業を行っている。かんばらさんが考える「体の特徴が活きるふりつけ」は、小学生の子どもたちもひきつける。

そしてかんばらさんは小学生たちに向け、「みんなも今はイヤだったり恥ずかしいことが、自分にしかできないところにつながるかもしれない」とメッセージを送った。

違っていて当たり前で、だからこそ、どんな人でも尊重し合える世の中になってほしい。そんな社会になることを願うかんばらさんは「迷惑はかけない方がいいけど、困っている時はそれは迷惑じゃない。『助けて』って言えば助けてもらえる関係が広がっていけばいいなと思っています」と話した。

「フューチャーランナーズ~17の未来~」
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