日本語にはクレイジーな表現がいっぱい!?

日本語には外国人が驚くような表現がたくさんあります。その不可解な面白さを外国の方にも伝えてみたい!

そんなあなたにお届けする「驚きながら学ぶ!クレイジー日本語講座」
"Mind blowing tips! CRAZY JAPANESE LESSONS."

日本語独特の表現を、楽しみながら覚えていきましょう。

「手を焼く」を英語で言うにはコレ!

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土屋: 物事をうまく処理できずに困ることを、日本語では「○○を焼く」と言います。
When we have trouble dealing with something, we say "grill our 〇〇."  in Japanese.

「何」を焼く?
What do you grill?

ぺるり: 七面鳥!
A turkey!

土屋: 確かに七面鳥全体に火を通していい感じにこんがり焼くのは難しいですからね。
Yes, it’s difficult to roast a turkey thoroughly and make its skin brown and crispy.

でも違うんです。
But that’s not it.

「うまく処理できずに困る」ことを表す日本語表現はこちらです!
"To have trouble with" in Japanese is...!

手を焼く​
 Grill one’s hand

ぺるり: 熱い熱い熱い!  クレイジ〜〜〜〜〜〜!!
Hot, hot, hot!  Crazyyyyyyy!!

土屋: 焼いて処理って、怖いよね。
It’s terrifying, right?

説得力を高めるにはこの一言!

手を火傷すると、もうそこには二度と手をつけたくないですよね。
If your hand gets burned by something, you’ll never want to touch it again.

その手をつけかねている様子が、うまく処理できず困っている様に似ています。
And when you try not to touch it, it seems like you’re having trouble dealing with it.

そんなとこから「手を焼く」という言葉が生まれたのかもしれません。
Hence the phrase "grill one’s hand."

それでは、次回もお楽しみに!
See you at the next Lesson!

(連載「クレイジー日本語講座」第32回 / 毎週土曜更新)

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。