岡山・総社市と広島・福山市を結ぶ井原鉄道が、2021年3月から行っている大原美術館の名画を彩ったアート列車。このたび、新たな絵画が加わり、さらに魅力を増した列車を取材した。

大原美術館が所蔵する作品が新たに加わる

列車内のカーテンに印刷された名画の数々。

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今回、セザンヌの「風景」やクレーの「燭台」など倉敷市の大原美術館が所蔵する12の作品が新たに加わった。

生本ひなの記者:
カーテンが上がった状態だと車窓からの風景を楽しむことができ、下ろすと絵画を楽しむことができます

絵画を見た人:
こんなにたくさんの絵が飾ってあると思っていなかったので驚いた

絵画を見た人:
通勤時も走っているということで、この電車に当たればその日はハッピーだと思う

「リラックスできるデザインに」

アート列車は、井原鉄道と大原美術館が新しい旅のスタイルを提供しようと企画し、2021年3月から運行されている。

今回、さらなる魅力向上を目指して追加された名画たち。
全体の演出を担当した現代美術家の太田三郎さんは、作品選びは車内のデザインとのバランスにこだわったと言う。

現代美術家・太田三郎さん:
電車に乗った瞬間にお客さんにきれいだと思ってもらえるよう、例えば色調を片側は寒色系の作品で、向かい側は暖色系で統一。少しでも電車に乗る人がリラックスできる瞬間があればと思う

列車の中からも外からも名画鑑賞が楽しめる、芸術の秋にぴったりなアート列車。さらに魅力を増したこの列車は、9月18日から1日平均2往復運行されている。

(岡山放送)