絶体絶命の9回2死。代打・佐藤都志也(23)のバットが空を切り、ロッテの16年ぶりのリーグ優勝の夢は141試合目で潰えた。

残り3試合で1敗も許されない崖っぷちの状況で接戦となった。マウンドを託された先発の小島和哉(25)は2度の満塁を踏ん張り6回1失点。救援陣へ望みをつないだ。

初回に先制した後、追加点を奪えないまま迎えた8回。今季無敗の3番手・佐々木千隼(27)が小深田大翔に痛恨の勝ち越し打を許した。試合後、佐々木は涙をこらえることができなかった。 

141試合まで争ったオリックスにリーグ優勝を譲り、2年連続の2位が確定。それでもキャプテンの中村奨吾(29)は「結果をしっかりと受け止めて、CSへの力に変えていきたい」とクライマックスシリーズでの下剋上を誓う。仙台の夜空の下で味わった悔しさは忘れない。11年ぶりの日本一への雪辱の舞台と熱き想いは確実に残っている。 

楽天2-1ロッテ
(27日・楽天生命パーク)

記事 332 加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。