東京大会のため来日し、福島県にチームで滞在していた、ソフトボール・アメリカ代表のケン・エリクセン監督が会見で福島県の桃のおいしさに驚いたと明かした。

「まるで王様と女王様のような扱い」

アメリカ代表は福島県営あづま球場で行われたイタリア、カナダ戦に連勝。
その後、横浜に移動し24日メキシコに対しても勝利を収め3連勝。

エリクセン監督は試合後の会見で、福島県での滞在期間中を振り返り、「まるで王様と女王様のような丁寧な扱いをしてもらった」という表現を使って、ホテルや球場のスタッフへの感謝の気持ちを話した。

そして「みんな、福島の桃が美味しいって言うからどうしてもトライしたかった。食べてみたらとても美味しくて、食べ過ぎて太ったよ」と福島県産の桃のおいしさに驚いた様子で話した。

会見に同席したキャット・オスターマン選手も「鶏肉や魚、パスタやサラダなどどれもおいしく頂いた」と話し「気持ちよく過ごせた」と振り返った。

米国代表も食べ過ぎた?福島県産の桃
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「チーム一同は福島の人たちとともに」

エリクセン監督は「本来ならもっと地域の人たちと交流したかった。ホテル、球場、練習場、どこでも福島の方々はすばらしかった」とコロナ禍という事情にも言及しつつ、福島で進む復興についてコメントを求めると「初めて福島に行った人は、福島で大災害があったとは思わないだろう」と私の目を見て力強く答えた。

そして「これは明らかに日本の復興の力だ。明らかに人々は自らの力で立ち上がろうとしている。コロナのせいで福島の人々が世界に発信できないのは残念だが、我々は福島の人々の復興の力を知っている」と話し「我々チーム一同は福島の人たちとともにある」と福島県へエールを送った。

24日の会見前には、福島県での話を聞きたいと問うと立ち止まり「アイラブ、フクシマ!」とカメラ目線でひと言をくれた。コロナ禍での大会開催だが、しっかりと地域と選手団との交流が生まれていることを知った。

(フジテレビ五輪取材班・亀岡晃伸)

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