2021年もコロナ禍で迎える夏。暑さと蒸れで「朝メイクをしてもマスクで崩れてしまう…」という悩みが皆さんもあるはず。

そこで、美容のプロに夏のマスクとの上手な付き合い方のポイントを3つ教えてもらった。

化粧崩れは“冷やして”防ぐ

ギラギラと強い日差しが照り付ける夏。感染対策としてマスクの着用が求められる中、実に99%もの人がマスク着用での夏の外出に悩みを抱えている。

悩み「ある」99%(資生堂ジャパン調べ)
悩み「ある」99%(資生堂ジャパン調べ)
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「暑さ」や「蒸れ」という夏特有の悩みに次いで多いのが、「マスクへのメイクの付着」や「化粧崩れ」といったメイクに関するもの。

 
 

名護谷希慧キャスター:
あぁ、やっぱりついてますね、マスクの裏にファンデーション。この紐の部分も、こすれて汚れてしまうんですよね

マスクにファンデーションが… 名護谷希慧キャスター
マスクにファンデーションが… 名護谷希慧キャスター

資生堂ジャパン愛媛・高知支店美容リーダー 古田華織さん:
この時期は、やっぱりまずは肌を冷やすことがとても大切なんですね。皮膚温が4度上がると、皮脂量が2倍になると言われていますので、より(メイクが)崩れやすくなっていますし、首の後ろとかデコルテを冷やしてみてください

夏のマスクの大きな悩み「メイク崩れ」を防ぐには、保冷剤や冷却効果のあるアイテムで、まず、皮膚の温度を下げることがポイント。

“日焼け止めは押さえてフィット” でマスク焼け防止

また、多くの人が気にしているのが「マスク焼け」。

資生堂ジャパン愛媛・高知支店美容リーダー 古田華織さん:
特に(マスク焼けは)男性にすごく多いと言われています。マスクにもSPFというのがあって、だいたい5~7と言われています。ほぼすっぴん状態なので、日焼け止めはとっても大切なんです。このようにグーにしていただいて、手の甲で、ネコの手のように押さえてください。そうすることでフィット感が増して崩れにくいですし、マスクのよれも防いでくれます

マスクを手の甲で押さえて“フィット”
マスクを手の甲で押さえて“フィット”

マスクでこすれやすい「チューリップゾーン」を特に意識して押さえることがポイント。

チューリップゾーンを意識して押さえること
チューリップゾーンを意識して押さえること

古田さんによると、コロナ禍でリモート会議などが増える中、画面を通した印象を良くしようと男性の美容への意識が特に高まっているそうで、スティックタイプで手軽に使える男性用の日焼け止めも人気だという。

スティックタイプの日焼け止めも
スティックタイプの日焼け止めも

資生堂ジャパン愛媛・高知支店美容リーダー 古田華織さん:
夏は肌が「4歳、年をとる」と言われています。エアコン、汗、紫外線、この3大要因でダメージが溜まっていって

男女ともに若々しくあるために、夏の紫外線対策は欠かせない。

スポンジを水で濡らして…ファンデーションがより密着

さらに、パウダーファンデーションの場合、スポンジをまるまる水につけて「カバー力」がほしいなら固く絞り、「ツヤ」を出したいなら軽く絞ってから、いつものようにメイクをすると…

スポンジを濡らすと…
スポンジを濡らすと…

名護谷希慧キャスター:
フィットしますね、くっついていく感じ

資生堂ジャパン愛媛・高知支店美容リーダー 古田華織さん:
毛穴を引き締めてくれて、より崩れにくさ、フィットすることでマスクのこすれにも強くなります。スポンジを水で濡らしてつけるのが、コロナ禍の今、マスクのメイクの中ですごく流行しているんですよ

夏のマスク着用で気をつけたい3点「冷やして・日焼け止めは押さえて・メイクスポンジは濡らす」。

まだまだ続くマスク生活。ポイントを抑えて、少しでも快適にこの夏を過ごしましょう。

(テレビ愛媛)

テレビ愛媛
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