小学生男子の大人になったらなりたい職業の2位がユーチューバー。
金沢市出身にも人気ユーチューバーがいる。
なぜ彼は人気ユーチューバーになれたのか?
そこには挫折があった。

自らの就活をYouTubeに配信し人気に

金沢市出身の福田駿さん。実は、学生に大人気のユーチューバー。

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公式チャンネルの登録者数は6万8,000人。
何がそんなに人気なのかというと、企業に潜入する動画や実際の面接試験の様子など、就活生が最も知りたい情報を発信している。
名付けて「就活ユーチューバー」。

実際の面接を動画にして配信

きっかけは、自分の就職活動だった。

ユーチューバー・福田駿さん:
仕事とかビジネスを経験している同世代の人たちがいっぱいいて、自分の力のなさをすごく感じたんですよね

IT業界に就職したかった福田さん。
しかし、東京で就職活動をしてみると、企業の社長が同世代だったり、学生の意識が自分よりも遙かに高かったりと衝撃を受けた。

そこで、自分の就職活動をありのままにさらけ出す動画の配信を始めた。
中でも、サイバーエージェントの人事担当者との面接動画は再生回数40万を超え、2ちゃんねるの創設者・ひろゆきさんとの動画は再生回数100万回を超えた。

そこで福田さん、就職活動をやめて2年前に会社も興した。
今では社員を10人抱え、今期は1億2,000万円の売り上げを見込む社長。

ユーチューバー・福田駿さん:
ほんと山ですよね。懐かしいですね、経済学部の棟がもう一個先のところなんですけど、そこを通って、今から教授のところへ行きます

実は福田さん、今も現役の大学生。
金沢大学の松島大輔教授は、福田さんの今の活動を応援してくれる一人。
大学は今、休学中だが、いつかは卒業したいと思っている。

金沢大学・松島大輔教授:
会社を興すというのはすごいことですよね。次の後輩たちのロールモデル、「こんな人になりたいな」っていうのが、まさに彼だと思うので、だからまずは卒業して頂いて

ユーチューバー・福田駿さん:
第一歩が結構遠い遠い一歩かもしれないですけど、そうなれるように頑張ります

ふるさと「金沢」の良さを発信

金沢市生まれの福田さん、地元の高校を卒業し地元の大学に進んだ。
就職活動で東京と地方との格差を感じた一方で、ふるさと金沢の良さも知ることができた。

ユーチューバー・福田駿さん:
ずっと金沢で生まれ育ってきて、外の世界を見たいなって言う単純な好奇心はあったんですよね。出てみて思ったのは、金沢いい場所だなって言うのと、最終的に自分の町とか地元に貢献できたらなと思います

この日、動画の撮影にやってきたのは、富山県にある建築業者・アルカスコーポレーション。

ユーチューバー・福田駿さん:
実際の富山の就活生の悩みを、アルカスコーポレーションの社員と内定者に解決していただこうと思います

この企業では就活生にアピールして認知度をあげようと、福田さんに動画の撮影を依頼した。

アルカスコーポレーション・岩崎弥一社長:
学生時代にどんな体験をしてきたかについて、語っていただけますか?

学生:
インターン先の社長にすごく感謝をしている…

実際の就活生が本物の社長から面接を受ける様子をそのまま配信。

アルカスコーポレーション・岩崎弥一社長:
パーフェクト

ユーチューバー・福田駿さん:
お二人のほうから今の秋元さんの面接、合格か不合格かを挙げていただいて、簡単にフィードバックも頂けたらなと思います

アルカスコーポレーション・岩崎弥一社長:
まあ、あのね、合格。経営者が求める人物像っていうか。キーワードもきっちり入ってるし、特にフィードバックっていうね、厳しい言葉みたいなものはありません

企業と学生をつなぐ架け橋になりたいと話す福田さん。
ユーチューバーとして成功した今だからこそ、感じることがあると言う。

ユーチューバー・福田駿さん:
世の中に優秀な学生の方とか優秀な方ってたくさんいると思うんですけど、一方で勇気のある方ってすごく少ないと思うんですよね

ユーチューバー・福田駿さん:
何でも小さいことでもいいので、勇気をもって行動に移していただけたら嬉しいなって思ってますし、自分もそうあり続けたいなと思ってます

(石川テレビ)