スターバックスは、47都道府県の特産品などを使った地域限定のフラペチーノを6月30日から全国で一斉に発売、ユニークなコラボも実現した。
47都道府県地元限定フラペチーノが発売
6月30日午後1時すぎ、東京都内のスターバックス。
橋本直樹記者:
お店の前には列ができています
並んでも買いたいのが、全国各地で6月30日から発売された地元限定フローズンドリンク、フラペチーノだ。
購入した客:
「東京ジェリーフラペチーノ」、おいしいのかなと思って買いました
東京都限定は、オリジナルのコーヒーゼリーとキャラメルを合わせた「東京 オリジン コーヒー ジェリー キャラメル フラペチーノ®︎」682円(税込み)。ほろ苦さと甘さが絶妙の一杯となっている。
購入した客:
ゼリーが結構入ってるんで、苦いかなと思ったけどちゃんと甘いんで飲みやすいです
スターバックスが日本に上陸して25年、それを記念して47都道府県それぞれ地元の特産品などを使ったフラペチーノが登場したのだ。
例えば、新潟県は、お土産の定番“柿の種”とコラボレーションした「新潟 ばっかいい 柿の種 チョコレートフラペチーノ」。
長谷川珠子アナウンサー:
しょっぱさと甘さ控えめのチョコレートのバランスが丁度いい。
富山県は、夏を代表する特産品“入善ジャンボ西瓜”をイメージした赤いフラペチーノ「富山 まるで スイカっちゃ フラペチーノ」。
チョコレートソースでスイカの皮の模様を表現している。
高知県は、出荷量日本一を誇る“ショウガ”とのコラボ「高知 ジンジャーシトラスやき フラペチーノ」。
川辺世里奈アナウンサー:
スパイシーなショウガと爽やかなシトラスが追いかけてくる。
地元限定フラペチーノは、6月30日〜8月3日までの販売で、なくなり次第終了する。
コロナ禍で旅を諦めている人が多い中、近場にある地元限定商品はお手軽に楽しめるエンターテインメントとして注目されているようだ。
「富士山論争」も勃発
加藤綾子キャスター:
どれもとってもおいしそうですが、このフラペチーノを巡ってこんなことが起きているのです。
それが“富士山論争”。静岡県には富士山と特産品のみかんが描かれていますよね。山梨県はと言いますと、ブドウだけで富士山が描かれていません。
これを巡ってネットで論争になっているのです。
山梨県民は「富士山は山梨の領土だ」、一方で静岡県民は「さすがスタバだ分かってらっしゃる」と繰り広げられているんです
住田裕子弁護士:
これ、法廷では決着ついていないんですよ。地元の人たちはやっぱりそこら辺は理解していますね
加藤綾子キャスター:
住田さんが出身の兵庫県の限定フラペチーノは、「兵庫 大人の ばりチョコはいっとう クリーミー フラペチーノ®︎」
住田裕子弁護士:
この「はいっとう」は、関西弁で「入っている」という意味なんです。そのネーミングすら郷土愛を感じます
加藤綾子キャスター:
明石たこにポートタワーがありますね
住田裕子弁護士:
故郷って大事ですから、それをイメージしてるということで、できれば今度は第2弾もお願いしたいと思います
加藤綾子キャスター:
第2弾いいですね。こうやって「私のところはこういうフラペチーノ」って会話になることがまたさすがだなと思います。どれも本当においしそうでそれぞれ味が気になりますね
(「イット!」6月30日放送より)