東京から鹿児島県の屋久島までの縦断旅に挑んでいる若者が、5月下旬から6月下旬までの約1カ月間、島根県の隠岐諸島に滞在。
各地の人々との触れ合いや自然などを映像に記録しながら旅を続ける中、旅の先にある最終的な目的とは?

人のやさしさに触れながらの旅

雄大な自然と、そこに暮らす人々などを描いた映像。

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撮影・制作したのは、神奈川県出身の石内康博さん(22)と、東京都出身の中島真吾さん(21)の2人だ。

自転車での日本縦断の旅を続ける中島真吾さん(左)と石内康博さん(右)
自転車での日本縦断の旅を続ける中島真吾さん(左)と石内康博さん(右)

2人が続けているのは、東京から鹿児島・屋久島まで、自転車による日本縦断の旅。
4月下旬に出発し、埼玉、長野などを経て新潟に抜け、佐渡島にも滞在。
その後、石川や鳥取など日本海側を南下し、5月下旬から隠岐諸島4町村をめぐっていて、隠岐の島町に滞在していたタイミングで2人から話を聞いた。

石内康博さん:
道中は、コロナ禍でいろいろな人に寒い目で見られるかと思ったけれど、意外とそんなことは全くないくらい、所々コンビニで止まっていたら応援してくれたり、ドリンク貰ったりとか、しまいには「泊まっていきな」と、ご飯を食べさせてくれたりとか

石内康博さん:
コロナ禍だけど、それは関係ないくらい、人のやさしさに触れながらここまで来ました

石内康博さん
石内康博さん

互いのスキルを生かしてドキュメンタリー映画制作

2人の旅の目的は、屋久島までの旅を映像に記録し、ドキュメンタリー映画を制作することだ。

俳優として活動してきた石内さんと、これまでも旅をしながら映像制作をしてきたカメラマンの中島さんが、互いのスキルを生かして作品を仕上げることにしている。

クラウドファンディングで約40万円の資金を集め、旅にかかる費用や映画の製作費などに充てている。

旅費と映画制作費をクラウドファンディングで調達
旅費と映画制作費をクラウドファンディングで調達

隠岐諸島に滞在すること約3週間…
世界ジオパークに登録されている島の魅力、そして、島民に溶け込みながら島のPR動画も作成。

隠岐ジオパーク推進協に提供することにしている。

隠岐諸島の自然の豊かさに圧倒

石内康博さん:
自然がやばいです。ここは海外かと思うくらいの場所。牛も馬も身近にいて、普段の生活では味わえないような、外国にいるかのような景勝地と自然の豊かさに圧倒された

中島真吾さん:
隠岐みたいに人と自然が共生するようなところは、本当に刺激になるし、景勝地だけでなくて、隠岐の人の暮らしとか、僕たちの経験を通じて伝わればいいなと思う

2人は、6月末に隠岐諸島を離れ、再び日本海側に沿って九州を目指すことにしている。

中島真吾さん:
コロナだからできないとか、行けないとかではない、僕らの頑張っている姿を見せて、一歩踏み出せない人の勇気とかになったらいいなと思います

中島真吾さん
中島真吾さん

石内康博さん:
外の世界をどんどん見て、楽しんで生活が送れる時代になるように、僕らの活動がその後押しになったら

石内康博さん
石内康博さん

2人の旅は、まだまだ半ば…。7月末の到着を目指す目的地・屋久島への道のり。
隠岐で得た恵みと経験を糧に、映画制作の旅は続く。

2人が制作するドキュメンタリー映画は、完成後に映画祭に応募する予定だという。

(TSKさんいん中央テレビ)