4試合ぶりの先発復帰で意地を見せた。
2回、「7番・指名打者」で起用されたロッテの安田尚憲(22)が「久しぶりに試合に出てすごく緊張した。必死にやった打席で、いい結果になってよかった」と右中間へ先制のタイムリー2ベースを放つ。

さらに、「迷惑を掛けたので、もう1本出したい気持ちだった」と7回にもライト前ヒットを放ち、復調の兆しを見せた。

開幕から4番に座り、勝負強さを見せた。しかし、最近はチャンスで凡打する場面が目立ち、27日の阪神戦から3試合先発を外れた。
「スタメンを外れて吹っ切れた」と安田。ベンチから試合を客観的に見ることで、自分を見つめ直した。

前日の試合後には居残り特打に取り組んだ。打撃投手を務めたのは元オリックス監督の森脇浩司コーチ(60)だった。「いつも優しく厳しく指導してもらっているので、何とか結果が出せてよかった」と師に感謝した。

この日の試合前には円陣で声出しを担い、輪の中心で自分自身に気合いを入れた。井口資仁監督(46)も「1本のヒットがきっかけになれば」と期待を寄せる若き「4番」の復調が交流戦優勝の鍵となる。

交流戦:ロッテ7-1広島
(30日・ZOZOマリン・8616人)