ロッテの新助っ人アデイニー・エチェバリア(32)が野生のクロヒョウのごとく獲物を仕留めた。

1―1で迎えた5回に満塁のチャンスで、「インコースに来たのでセンター返しを心掛けた」と広島の先発・玉村昇悟(20)の直球を逆らわずに捉え、センター前へ2点タイムリー。

さらに8回にはリリーフ・コルニエル(25)の158キロを捉え、来日初アーチとなる3ランをライトスタンドに叩き込んだ。

3安打5打点の活躍を見せ、試合後の初のヒーローインタビューは挨拶から始まった。
「アデイニー・エチェバリアです。皆さんにはパンテーラと呼んでほしいです。この瞬間を待っていました。皆さんの前で活躍できてうれしく思います」

メジャー10年間では7球団で通算922試合に出場。その時からの愛称パンテーラは スペイン語でブラックパンサー(クロヒョウ)を意味するという。

待望の初アーチを放った後には、ベンチ前では両手を広げて「ガオー」とポーズを披露した。「メジャー時代からやっている。ブラックパンサーを象徴するポーズをやった」と笑顔を見せた。

この日は遊撃手として自慢の守備でも魅せた。5回にはボテボテの打球を1塁へランニングスロー。6回にはゴロを捕球すると、自ら2塁ベースを踏んでジャンピングスローを見せるなど軽快だった。

同じキューバ出身のレオネス・マーティン(33)の助言を参考にし、日本の野球にも馴染んでいる。「マーティンには小さくスイングしろと言われているので、アドバイス通り小さくスイングしたら打つことができた」

井口資仁監督(46)も「ようやく調子も上がってきた。守備の動きもいいし、練習でもいいバッティングをしている」と期待。マーティン、レアードに続き、頼れる新助っ人がまた一人登場した。

ロッテ7―3広島
(29日・ZOZOマリン)