富樫勇樹「最高の状態で臨める」

いよいよ5月14日から始まるBリーグのチャンピオンシップ。
東地区2位の千葉ジェッツのキャプテン富樫勇樹(27)は15日のシーホース三河との準々決勝を前にオンライン会見で意気込みを語った。

東地区と西地区の上位3チームと4位以下の勝率上位2チームが出場するチャンピオンシップ。

富樫は「目標だった東地区1位通過はできなかったが、9連勝と勢いに乗ったままチャンピオンシップに臨めることにすごくワクワクしている。チームとしては最高の状態で臨めると思う」と自信をのぞかせた。

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「決勝で敗れた悔しさは覚えている」

昨季は新型コロナの影響で中止となったが、千葉は2017-18シーズン、2018-19シーズンと過去に2度の準優勝。悔しい思いをした。

横浜アリーナでファイナルで敗れた悔しさは覚えている。その前に2つ倒さないといけないチームがあるので、一戦一戦に集中したい」

シーホース三河との準々決勝(クォーターファイナル)へ「警戒しているのは金丸晃輔選手とダバンテ・ガードナー選手。どちらの選手にも20点はとられる。ディフェンスをしてしっかりリバウンドを取り、そこから走る。それが大事になってくる」と見据えた。

チームスローガンに「いくぜてっぺん」を掲げる千葉。「今年こそ笑ってシーズンを終えられるように頑張りたい」と富樫。悔しさを胸にまだ見ぬ”てっぺん”へ挑む。

シェーファーアヴィ幸樹は富樫を警戒

一方、3シーズンぶりのチャンピオンシップ出場となるシーホース三河はアルバルク東京から移籍したシェーファーアヴィ幸樹(23)が会見に参加。成長著しい23歳は「ホームアドバンテージは残念ながら獲得できなかったが、終盤にチームとしてまとまりが出てきた。千葉ジェッツは厳しい相手だがチーム一丸で頑張りたい」と意気込んだ。

また、千葉で警戒する選手を問われると「リーグ屈指のポイントガード。大事な試合になればなるほど本領を発揮してくる」と富樫の名前を挙げた。

クォーターファイナル組み合わせ

宇都宮ブレックスVSサンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダースVS大阪エヴェッサ
千葉ジェッツVSシーホース三河
琉球ゴールデンキングスVS富山グラウジーズ

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。