火山活動が活発になっていた霧島連山の新燃岳が噴火した。新燃岳の噴火は2018年6月以来7年ぶりとなる。

宮崎県の高原町役場に設置したテレビ宮崎のカメラの映像では、黒い噴煙が迫ってくる様子が分かる。

鹿児島地方気象台は、22日午後4時37分に新燃岳の噴火を確認したと発表。

噴煙は、西から東、宮崎県側に流れているということだ。

高原町役場には火山特有の匂いがしているなどの情報が寄せられているという。噴煙は火口の高さから500メートル以上、上がっている。

新燃岳は2024年10月から火山活動が活発になっていて、噴火は2018年6月以来、7年ぶり。

気象庁は火口から概ね2キロの範囲で、大きな噴石などへの警戒を呼びかけている。
このあと23日にかけて、南西の風が吹く影響で、23日の正午にかけて新燃岳の風下に当たる宮崎市や小林市、日向市、西都市、高原町、国富町、綾町、高鍋町、新富町、西米良村、木城町、川南町、都農町で影響を受ける恐れがある。
(テレビ宮崎)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)