厳しいスタートとなった。ロッテは7年ぶりの開幕5連敗を喫した。

6回に好投を続けていた先発の岩下大輝(24)がつかまり、茂木栄五郎(27)の2点タイムリーで先制点を許してしまう。

この2点が重くのしかかる。
7回に菅野剛士(27)が楽天の先発・則本昂大(30)からタイムリー2ベースを放ち1点差に迫るものの、なお1死2・3塁では代打・角中勝也(33)のライナー性のいい当たりがセカンド浅村栄斗(30)の正面を突く。

9回2死2塁でも代打・山口航輝(20)がライトへの大飛球を放つも楽天・田中和基(26)がフェンスに直撃しながらキャッチするファインプレーに阻まれる。

さらにクローザー松井裕樹(25)との力勝負の末に山口と同期入団の藤原恭大(20)が3球三振を喫するなど、チャンスで1点が届かなかった。

若き4番・安田尚憲(21)もこの日はノーヒットでここまで、計5試合で17打数1安打の打率5分9厘。今季のチームスローガンは「この1点を、つかみ取る。」5敗のうち3敗は1点差ゲームだけに、期待の若手の「あと1本」にチームの命運がかかっている。

ロッテ1-2楽天
(ZOZOマリン・9594人)