3月24日から28日まで、スウェーデン・ストックホルムで開催されていた世界フィギュアスケート選手権2021。

アイスダンスの小松原美里・小松原尊組は、リズムダンスで18位、フリーダンスでは19位となり、日本の北京オリンピック出場枠を1つ獲得した。

小松原美里・尊組は、リズムダンスやフリーダンス演技後の振り返りや来シーズンへの意気込みを語った。

小松原美里・尊組のショートプログラムやフリーの演技もノーカットでお届けする。

キャシーやクリスのことを考えた

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26日に行われたアイスダンスのリズムダンスでは、小松原美里・尊組が68.02点で18位についた。

――リズムダンスを終えて

小松原美里:
初めてリズムダンスあとに(フリー進出の)「Q」という文字がついていて、頑張ってよかったなと思います。2人だけではできていないことなので、みなさまに感謝を申し上げたいと思います。

小松原尊:
今日は本当にすごく緊張してて、昨日は2人で(紀平)梨花ちゃんと話して、「緊張しすぎて何もできないからリラックスしてください」と。今日はすごく考えている感じがあって、そのときは“リラックスして頑張って”と(言い聞かせて)すごく勉強になりました。

――どんな方に感謝の気持ちを

小松原美里:
たくさんいます。今日も昨日も滑る前に、キャシー(・リード)のことを考えたりとか、キャシーやクリス(・リード)のことを考えたりして、「彼のために頑張ったよね」と。すごい思いがあったので、支えてくださった有川梨絵先生、日本の方々、ベンジャミン・アゴストさん(トリノオリンピックアイスダンスの銀メダリスト)も急遽一緒にすべてくださった。すべての方々と天国のクリスに感謝を言いたい。

小松原尊:
ファンのみなさまには、お会いできなかったので、頑張りたいなと思っていた。今日はパーフェクトではなかったけど、頑張りました。ありがとうございます。

――フリーの意気込み

小松原美里:
フリーはガラッと変わったプログラムで2年前の曲(ある愛の詩byミレイユ・マチュー)を選んで、自分たちも心地よく、良いレベルやスケーティングスキルを見せられるようにしたので、練習した成果を出して(フリーでは)19位以上にいるのが目標。ノーミスしたいです。

小松原尊:
埼玉(2019年)の世界選手権で、このプログラムを滑りたかったんですけど、技が足りなかったと思うので、今回はこのプログラムでリベンジしたい。

北京オリンピックはずっと目標だった

アイスダンス・フリーダンスでは、99.79点と20位だったが、合計167.81点で19位となり、北京オリンピックの出場枠を1つ獲得した。

――演技を終えて

小松原美里:
今日は昨日とは違った緊張があって、自分の中では“もっと上に行ってやるぞ”と強い気持ちだったんですけど、練習でミスがあって、それを本番で響かないようにまとめたのはいい経験。レベルを見るとステップシークエンスでレベルが取れていなかったりして、ものすごい悔しいので、伸びしろと捉えればやることはいっぱいあるんですけど、強くならないといけない。埼玉(2019年の世界選手権)で、できなかった曲をここで滑ることができたのはうれしい。

小松原尊:
今日はすごく別の緊張があって、足が演技の前にすごく重たいと思っていて、ただいつも通りに戻ってきたので、(それが)いい経験になりました。このプログラムを世界選手権でできることはうれしい。

――2019年世界選手権でできなかったことができたことなど

小松原美里:
誇りに思います。難しい状況だったと思うんですけど、去年も含めればケガもあったり、いろんなコーチとコラボレーションして、自分たちですべてを飲み込んでしまうと頭がぐちゃぐちゃになったりするので、2人で話し合いながら、ここまで来れたのは2年前と全然違う。本当に自分たちだけではここに来れていないので改めて、感謝したいのと、健康でいてください。大好きです。

小松原尊:
今シーズンは大変なシーズン。選手とかコーチだけじゃなくてみんなも大変な状況で、とっても感謝していますと伝えたい。今シーズンの目標はオリンピック(の出場枠)を得ることだから、今日はギリギリ、頑張りました。今からもっともっと練習したい。

――いろいろな方が応援に来てくれたことは

小松原美里:
力になりました。ジャケットを見てそこにいると分かったので。お客様がいない中で、自分たちも支えになりたいと思ったし、みんなも来てくれたので、チーム一丸で難しい中で頑張ったよなと思いました。すごく力をもらいました。

小松原尊:
自分たちも支えたいなと思ったのと、サポートしてくれていることが幸せ。パワーアップできたなと思います。みなさまの前で実際にお会いできなかったので、いい演技を見せようと思っていました。

――代表枠を獲得。来シーズンに向けて

小松原美里:
来年は新しいプログラムがコロナの影響で見通しが立っていないので、少し不安があるのですが、フリーの曲は決めていて、来年のパターンダンスは私たちのデビュー戦であったMidnight Bluesなので、経験を生かして自分たちに合う曲、スタイルを選んだり、ステップシークエンスを強くしないとダメだと思います。頑張ります。

小松原尊:
北京オリンピックはずっと目標だったので、本当にうれしい。けど、来シーズンは似合いそうな曲を選んで、コーチやスタッフとすごく一緒に頑張って、良い演技を見せたい。でも、まずは技が足りないので、リズムダンスの点数を出せるように頑張りたい。