コロナ禍で今注目されているのがキッチンカー。
この人気に目をつけ、異業種参入した家具メーカー。そして団子を販売するという目新しさで勝負する2つの会社を取材した。

ウッドスタイル・西村幸平社長:
需要は増えていくと思う。弊社の主軸になると考えている

この記事の画像(11枚)

ケイ・ファクトリー 川島隆社長
増えていってほしいですね。そうすると本当に街も良くなるし本当に楽しくなってくるのかなと

内装のノウハウでキッチンカー製造へ

島根・松江市で家具などの製造を手がける「ウッドスタイル」。12年前から始めた新規事業、竹を使った家具は国の内外で高い注目を得ている。
コロナ禍でも新たな挑戦をスタート。それがキッチンカーの製造と販売。

ウッドスタイル・西村幸平社長:
知り合いがDIYで作ってきた。それを見てこれだったらうちで出来るということからちょっと作ってみようと思った

低コストで開業できるキッチンカーは今、全国で注目されている。
店舗の開業には500万円~1,000万円かかる一方、キッチンカーは平均300万円ほど。人件費も最小限に抑えられる。

さらに後押したのがコロナ禍。テイクアウト需要の高まりでキッチンカー人気は更に高まっている。
ウッドスタイルは2020年10月からキッチンカーの製造に乗り出した。

ウッドスタイル・西村幸平社長:
本業でオーダー家具を作っていて、船の内装工事とか結構変わったものが多いので、そういう中でキッチンカーは難しいものではなかった

販売価格は車両持ち込みで約90万円、車両込みだと140万円から受注している。年間12台、約1,200万円の売り上げを目指している。

独自性ある抹茶と団子で勝負

第1号のキッチンカーは屋根や外壁を木製箱の形にし、家具メーカーらしいこだわりが。そして内部にはシンクや調理台が取り付けられている。
約160万円で注文したのは、ケイ・ファクトリーの川島社長。

ケイ・ファクトリー 川島隆社長:
最高ですね。もう本当にイメージ通り作ってもらっていい感じですね

ウッドスタイル・西村幸平社長:
最初にしてはいい出来栄えだと思います

川島さんの会社は、松江市内でらーめん店を経営するほかグループ会社には団子店の月ヶ瀬がある。
今回販売するのはラーメンではなく団子や抹茶に決めた。

ケイ・ファクトリー 川島隆社長:
ラーメンってキッチンカーでもやれる人は沢山いる。抹茶とお団子を出せるのってうちしかない。うちが独自性を出したほうがいいかなと

コロナ禍で月ヶ瀬の店舗売り上げは2割減少。
キッチンカーでは珍しい「団子と抹茶」で勝負。4月からイベントなどに出店する計画。

ケイ・ファクトリー 川島隆社長:
キッチンカーの形が定着するのかどうかはわからないけど、作るのにそんなにお金もかからないし、少しでも外へ出てみんなで束になってなんとかコロナ禍をちょっとでもテンション上げていけたらなと思う

(TSKさんいん中央テレビ)