米中首脳会談が来週開かれるのを前に、アメリカと中国が、AI=人工知能がもたらす「共通のリスク」について協議する見通しだと、アメリカメディアが報じました。
複数のアメリカメディアによりますと、ベッセント財務長官は20日、ニューヨークで中国の何立峰副首相と会談する予定です。
ニュースサイト・アクシオスは複数の関係者の話として、会談ではAIのほか、貿易やレアアースなどについて協議し、実務者レベルの協議は週明けまで続く可能性があると伝えました。
また、ベッセント長官はアクシオスに対し、「アメリカは依然としてAI分野をリードしている」としたうえで、「共通のリスクや、米中のAIシステムが二分される事態を避けるための議論に前向きだ」と表明しました。
トランプ政権は、中国との開発競争を理由にAI開発の減速には否定的な立場ですが、今回の協議が、米中によるAIの安全性を巡る対話につながるかが注目されます。
協議では、関税やイラン情勢など両国を巡る幅広い懸案で進展を得られるかも焦点です。
