ローソンが、おかずを1種類に絞った低価格の「一点突破弁当」を発売すると発表した。物価高による節約志向を背景に、具材を厳選することで価格を抑え、食べ応えとの両立を図ったのが特徴だ。コンビニ各社や小売店では、特定の食材やメニューに特化した商品も人気を集めており、効率性と満足感を重視した消費スタイルが広がっている。
ローソンが“おかず一品だけ”弁当を発表
16日、コンビニ大手ローソンが、てりやきソーセージが山のように乗ったお弁当に、醤油バターソース香る焼とうもろこしでご飯が見えないほど埋め尽くされた1種類のおかずのみで勝負する「一点突破すぎ!」がテーマの弁当を発表した。

まるで日の丸弁当のようにたっぷりの白米の真ん中に、ほぐし鮭や激辛のキーマカレーだけが乗ったものもある。

来週火曜日(22日)から順次発売される「一点突破弁当」の価格は、税込み297円というコスパ最高のラインナップとなっている。

ソーセージの弁当は税込み397円と、お肉をたっぷり食べられるにも関わらず400円切りの値段だ。

総務省の家計調査によると、1世帯あたりの実質消費支出は8カ月連続でマイナスになっているという。

食料への支出も実質1.3パーセント減と節約志向が続く中、ローソンは具材を1種類に絞ることで、同じサイズの弁当よりも価格を最大5割まで抑えたという。

食べ応え十分のソーセージ一点突破弁当を完食した記者は「終わりまで飽きることなくソーセージを食べられた。食べ終わった後には達成感もある」と感想を述べた。

ローソンは他にも、節約と贅沢のメリハリによるメリハリ消費を意識した「贅沢すぎ!」グルメも発表している。
おかず1品で勝負するドン・キホーテ
物価高の時代にコンビニ大手が発表した驚きの「一点突破弁当」の他にも、1品のおかずで勝負する弁当がある。

たくあんやガリだけが乗った丼に、フライドチキンの皮だけを味わい尽くす弁当まである。

ドン・キホーテが「偏愛めし」シリーズと銘打ち取り揃えた1品だけ弁当だ。

特にフライドチキンの皮だけ弁当は、発売から3カ月で6万食が完売したヒット商品でもある。

過去には紅しょうがやきくらげ、さらにカップ焼きそばのかやくだけの丼など、1品に全振りで勝負した驚きの弁当が発売されてきた。
都内の店でも1品勝負で売上右肩上がり
一方、街でも1品のおかずにこだわる弁当が人気を博していた。

東京・秋葉原にできた行列の目当ては揚げたてジューシーなからあげだ。

養鶏や卸しなどを行う企業が販売するのは、岩手県の銘柄鶏「いわいどり」を使用したからあげのみで勝負する弁当だ。
からあげが高く積まれた超ボリューミーなその名も「山盛弁当」。
購入客からは「甘辛なのでご飯は進む。サクサクでおいしかった」「味付け濃いのが好きなので。野菜欲しいなと思うときはスムージーとか飲んだりする」との声が聞かれた。

売り上げも右肩上がりだという。

からあげ家 奥州いわい秋葉原本店 小山栄二店長:
まさに一点突破のお弁当ですね。もう食べ始めから食べ終わりまで、もうお客様には飽きずに食べていただけるよう味付けなり工夫しております。「からあげグランプリ」の最高金賞とかもいただきましたので、売り上げはもう伸びてますね。
物価高が続く中、時にはたくさんのおかずに手を伸ばすよりも、1品を味わい尽くしてみるのもいいかもしれない。
(イット!9月16日放送)

