防災食はいつ買う?やりくりのコツ
防災用品を買うようになって、いちばん悩んだのが「お金のやりくり」でした。備えが足りないと痛感して、被災直後は焦って防災食を買い漁ってしまい、気づけば賞味期限切れや家計の赤字…。そんな失敗をきっかけに、わが家では海上保安官時代のやりくり術を家庭でも取り入れるようになりました。
大型巡視船で勤務していた頃、船舶料理士の先輩が「予算が少し余ったから、日持ちするフルーツ缶や乾物を買っておこう」と、コツコツ備蓄を増やしていた姿を思い出して、わが家でも月末に少しお金が余ったら、防災食や防災用品を少しずつ買い足すように。そうすることで、ローリングストック(買って・食べて・買い足してのサイクル)も自然に回るようになり、防災用品にお金をかけすぎることもなくなりました。
防災食選びは、特別なことと捉えるのではなく、日々の暮らしの延長線上で考えるようになってムリなく備えられるようになりました。いざという時に家族を守るために、日々の暮らしの中で、できることをひとつずつ積み重ねていきましょう。
川崎みさ(かわさき・みさ)
1985年生まれ、広島県在住。元海上保安官で2児のママ。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、防災士、ひろしま防災Jプログラムトレーナー。

