【ポイント2】おいしいと感じること
災害時は、ただでさえストレスの多い状況です。
そんな中で、食欲が落ちたり、食べ慣れないモノを食べることがストレスに感じたりしてしまうと学んだので、防災食は普段から食べ慣れていて「おいしい」と感じるモノを選ぶようにしています。
【ポイント3】食べきりサイズを選ぶ
海上保安庁の巡視船で船舶料理士として働いていた頃、先輩方から何度も言われたのが「衛生面」の管理でした。私が乗っていた大型巡視船は、数週間から1カ月ほどの長期航海が多く、体調を崩してもすぐに寄港できない環境でした。だからこそ、食べ物の取り扱いには細心の注意を払っていました。
災害時にも、体調が悪くなっても、すぐに病院に行けるとは限りません。だからこそ、防災食は基本的に「食べきりサイズ」を選ぶようにしています。開封後に残しておくと衛生面が心配です。多少、価格が割高になったとしても「一度で食べきれる量」を選ぶことで、衛生的にも気持ち的にも安心できる防災備蓄になります。
【ポイント4】ゴミがかさばらない
2018年の西日本豪雨災害で被災したとき、当時住んでいた地域ではしばらくゴミの回収がストップしました。ゴミステーションはすぐにいっぱいになり、カラスに突かれてゴミが散乱…。片付けの手間も増えるため、むき出しのまま置くこともできませんでした。その経験から、防災食を選ぶときは「食べた後のゴミがコンパクトにまとまる」ことも意識するようになりました。
同じ内容の商品でも、缶よりパウチパックを選べば、軽くてかさばらず、食べ終わった後にゴミを小さく折りたためるので、限られたスペースでも管理がしやすくて便利です。
【ポイント5】家族の体質に合わせる
わが家の場合、みんな普段から少し便秘気味なので、非常時に少しでも体調を整えられるように「ドライフルーツ」を防災食に加えています。
家族の特徴は、毎日の食事や体調をいちばん近くで見ているママだからこそ分かるもの。だからこそ、防災食はママ目線で選ぶことが大切です。

