以前UMKで放送した子豚の「トントン」です。
この子豚、落とし物としてえびの警察署で保護されました。
こうして動物も落とし物として警察は対応しています。
去年1年間に県内の警察署に届けられた落とし物はおよそ16万4000件と過去最多となりました。
商業施設などでの落とし物は一定期間保管されますが、持ち主のもとに戻るのはほんの一部で、保管する側の負担も増えています。
(江川琴実記者)
「今ここに集められている落とし物はどのくらいの期間のものがここにあるのでしょうか」
(JR九州宮崎支社企画運輸課 大坪功治さん)
「こちらは全て1週間で届けられた忘れ物になります」
JR宮崎駅です。
ここで保管されていたのはモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなど小物類でした。
(JR九州宮崎支社企画運輸課 大坪功治さん)
「列車内が非常に多いんですけど、駅の中だったらトイレとかでの忘れ物が非常に多いという状況です」
中でも、最も多い落とし物は傘です。
宮崎駅では落とし物は1週間預かり、その後、警察に届けていますが、傘は数が多いため警察には引き渡さず、2週間で処分しています。
宮崎駅では少しでも処分する傘を減らそうとこんな取り組みも…
(江川琴実記者)
「2週間経って持ち主が現れない場合はこのように駅の利用者が誰でも活用できる傘として再利用されるということです」
去年1年間の宮崎駅での落とし物は2915件で、持ち主に返せたのはおよそ3割だったということです。
JR九州では落とし物が検索できるLINEアプリを導入するなど、持ち主を探す取り組みも行なっています。
(JR九州宮崎支社企画運輸課 大坪功治さん)
「是非そういったサービスを使っていただいて極力忘れ物を減らして確実にお返しできるようにしていきたいなと思っています」
そして夏休みのこの時期、家族連れなどが多く訪れる宮崎市フェニックス自然動物園では…
(宮崎市フェニックス自然動物園 青木大治さん)
「1カ月分とか多いときは1日1日でまとめたりとかそういう風にしていますね」
段ボールやビニール袋にまとめられたこちらは昨年度1年分の園内での落とし物です。
(宮崎市フェニックス自然動物園 青木大治さん)
「遊びに来られるというのもあって帽子やタオル、ハンカチそういったものが多いですね」
落とし物は小物を中心に年々増えています。
園では現在、1年間保管していますが、返却できたのはおよそ2割に留まります。
(宮崎市フェニックス自然動物園 青木大治さん)
「落とされたことに気づいていない方もいらっしゃると思いますし、遠方から来られているので(取りに来れない)とかいろんな理由があるかなと思いますね」
園内でこの時期、特に落とし物が多い場所がプールです。
(宮崎市フェニックス自然動物園 青木大治さん)
「例えばうきわですとかサングラスとか水中眼鏡、帽子そういったものが多いですね」
荷物を置いておくプールサイドだけでなく、水中に落とすケースも多いといいます。
(宮崎市フェニックス自然動物園 青木大治さん)
「預かる手間ですとか当然保管場所もとられるとか最終的に処分する費用もかかりますので、できれば無くなってほしいなと思います」
県警によりますと落とし物が増えた要因として「ワイヤレスイヤホンや小型の扇風機などの小物が増え、それを人々が持ち歩くようになったため」とみています。
夏休みのお出かけ先などでは一度振り返って持ち物の確認を心がけたいですね。
