今年5月から6月にかけて、仙台市若林区で、警察官をかたる特殊詐欺が発生しました。
警察によりますと、5月25日、若林区の80代の男性宅に警察官を名乗る男から「事件捜査の過程であなたが容疑者として浮上している。既に逮捕している被疑者が、あなたから通帳を買ったと言っている」などと電話がありました。
数日後、男性のスマートフォンに偽の逮捕状などの画像が送信され、その後、検察官を名乗る男から「捜査のために資金を一時的に預かる必要がある。金融庁の者が自宅に取りに行く」などと言われたということです。
電話の内容を信じた男性は、今年5月29日と6月2日に自宅に来た金融庁職員を装った男に、現金2800万円を手渡しました。
その後、警察官を名乗る男と連絡が取れなくなったことから詐欺被害に気づいたということです。
宮城県警によりますと、今年6月末までに宮城県内で警察官をかたる特殊詐欺は57件発生していて、被害額はおよそ4億7000万円にのぼるということです。
宮城県警は「警察が逮捕状などの画像を送ることはなく、お金を振り込ませることもない」として、注意を呼びかけています。
