長崎県は3日、日本脳炎注意報を発表しました。

6月に、県内で飼育されているブタ10頭のうち1頭から抗体が検出されたということです。

ブタの感染状況は日本脳炎ウイルスまん延の指標となっていて、ブタに感染が広がった場合、ヒトに対する感染リスクも高くなっていると考えられています。

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによって起こる感染症で、ウイルスを持っている蚊に刺されることで感染します。

潜伏期間は6日から16日です。

数日間の高熱、頭痛、嘔吐などの症状のほか、急激に光に過敏になったり、意識がなくなったり、けいれんなどの脳の障害が起きたりすることもあります。

感染者の約100人から1000人に1人が発病するといわれています。

発症した場合の致死率は20パーセントから40パーセントで、特に幼児や高齢者は危険度が高くなります。

日本脳炎の患者の発生は西日本に多く、蚊が発生する時期である夏から秋にかけて報告されています。

長崎県では、患者の発生届が2025年に平戸市で1例、2021年に平戸市で1例、2016年に対馬市で4例ありました。

ヒトからヒトへの感染はなく、感染者を刺した蚊に刺されても感染することはないということです。

日本脳炎ワクチンの接種で罹患リスクを75パーセントから95パーセント減らすことができると報告されています。

県は、虫よけスプレーの活用のほか、屋外で過ごすときはできるだけ皮膚の露出を避ける、網戸を絞めて蚊が家の中に入らないようにするなど、蚊に刺されない対策やワクチンの接種を呼びかけています。

テレビ長崎
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