世界各地で記録的な熱波が発生しています。
ニューヨークでは14年ぶりに42度を観測し、ヨーロッパでは死者が2000人を超えました。

赤い針が40度近くを指し示す気温計。
ここはアメリカ・ニューヨークのマンハッタンです。

現地で有名なパフォーマーが“地獄以上の暑さ”と歌う一方、市民が「違法だ」と表現する異例の暑さ。
ヨーロッパ各地に続き、熱波がアメリカ東部などを襲い、現地気象当局が厳重な警戒を呼びかける事態となっています。

ニューヨーク市によりますと、2日午後には気温が一部で42度に到達。
人気の観光スポット・タイムズスクエアには、ミストが噴き出すテントが設置されていました。

猛暑対策が進むニューヨークでは、珍しい光景も見られました。

市長が消火栓からの放水を特別に許可。
打ち水効果を狙ってのものとみられます。

ニューヨーク市ではさらに一部の市営プールの営業時間が延長された他、冷房の利いた公共施設が拡充されるなど、あの手この手の猛暑対策が講じられています。

約14年ぶりの高温となる中、多くの人が訪れていたのは市民のオアシス・セントラルパークです。

当局が野外での活動を控えるよう呼びかける中、なぜ多くの人が外出しているのでしょうか。

市民:
冷房のある場所を探さないといけなかった…。

電気料金の高騰が問題視されているニューヨークでは、自宅のエアコンを使用せず外に涼しさを求める人が少なくないようです。

熱波の影響が広がるアメリカでは一部地域で山火事も発生していて、現地当局が対応に追われています。

異常な熱波が原因とみられる山火事はフランスやスペインでも発生。

フランス南部で発生した山火事では、2日までに8700ヘクタールが焼失。
合わせて2000人以上が避難しました。

また、スペインのアラゴン州で6月30日に発生した山火事では、7月1日までに2200ヘクタールが焼失したということです。

スペインでは熱波の影響による死者が1000人を超えたと発表され、ヨーロッパ全体の死者は2000人を超えました。

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