世界各地を異例の熱波が襲っています。
新たに熱波が襲来しているのは、FIFAワールドカップの会場にもなっているアメリカ。
一体何が起きているんでしょうか。
2日のニューヨーク市は猛暑により一部で気温が42度に達し、セントラルパークでは約14年ぶりの高温を記録しました。
先週はスペインやフランスなどヨーロッパの各地でも熱波により死者が相次ぎました。
なぜ世界各地で異例の熱波となっているのでしょうか。
矢澤気象予報士に聞きました。
矢澤剛気象予報士:
(Q.なぜ世界各地で異例の熱波?)熱波の原因の一つが上空を流れる偏西風の蛇行。上空には常に西風(偏西風)が吹いている。南北に蛇行することで異常気象が発生。特に北に膨らんでいる部分に南からどんどん熱い空気が流れ込んでくる。そこがアメリカやヨーロッパにあたっていて、熱波に見舞われている。
矢澤さんによると偏西風の蛇行が熱波の原因になっているといいます。
アメリカでは中西部から東部の広い範囲で猛暑警報が発表されていて、熱中症の危険が高まっています。
こうした熱波は今後、日本にも影響はあるんでしょうか?
矢澤剛気象予報士:
(Q.異例の熱波 日本に影響は?)ヨーロッパに流れ込んでいる熱波が日本に直接影響することはないとみられる。ただ偏西風が蛇行しているときは日本でも猛暑や大雨など異常気象のおそれ。そして日本に関しては現在、台風9号が南の海上発達していますけれども、この影響で太平洋高気圧の勢力が強まり、特に来週に関しては太平洋高気圧の影響で各地、猛暑が予想されています。
偏西風が大きく蛇行すると、日本でも猛暑や豪雨といった異常気象の恐れが高まるといいます。
記録的な猛暑となった場合には熱中症に警戒が必要ですが、他にも心配されるのが食への影響です。
2025年は猛暑の影響でトマトやキュウリなどの野菜の他、豚肉や卵などでも値上げが相次ぎました。
気象庁が発表した最新の1カ月予報では、北日本から西日本で気温が平年より高い予報となっています。
梅雨明け前から猛暑日や熱帯夜となる恐れがあり、熱中症に注意が必要です。
