富山県西部に住む60代の女性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、約6000万円をだまし取られた。

砺波警察署
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動画広告からLINEグループへ誘導

砺波警察署によると、被害が始まったのは今年1月上旬頃で、女性はスマートフォンで動画投稿サイトを視聴中、投資に関する広告をタップしたところ、リンク先のウェブサイトを通じてLINEグループへ参加することになった。

グループ内では株式投資に関する情報や売買の指示などのメッセージがやり取りされており、女性社員を名乗る者から個別に「不明な点があれば、いつでもメッセージを送ってくださいね」などと連絡が届いたという。

「指示に従えば利益が出る」と勧誘

女性は、女性社員を名乗る人物から「指示に従って株の操作をすれば、利益を出すことができる」「会社の指示で株を売却し、会社全体で得た利益から各人に利益を分配する」などと投資を勧められた。

その後、女性は会社のウェブサイト上でアカウントを作成し、「カスタマーセンター」と称するLINEアカウントを紹介された。

段階的に送金、最終的に音信不通

その後3月に、女性はカスタマーセンターの指示に従い、指定口座に10万円を振り込んだ。インターネット上のアカウントに金額が反映されたことを確認した女性は、「投資の額に応じて利益も増える」との言葉を信じ、3月13日から4月6日までの間に11回にわたり合計2210万円を振り込んだという。

ウェブサイト上では女性の資産が徐々に増える表示となっていて、女性が出金を申し出たところ、「利益分の15%をお支払い完了後、出金手続きが可能」などとメッセージが届いたため、4月10日に1800万円を振り込んだ。さらに「利益に対する税金を納める必要がある」と告げられ、女性は2073万円あまりを追加で振り込んだ。

その後、カスタマーセンターや女性社員を名乗る者と一切連絡が取れなくなり、知人に相談したところ詐欺を指摘され、被害に気付いた。

警察が注意喚起

砺波警察署は、「事前に説明のなかった高額な手数料などを追加で要求することは、一般的な投資では行われない」と指摘したうえで、「エラーなどの解除手数料、契約解除金、違約金」などを理由に高額な金銭を要求された場合は詐欺を疑うよう呼びかけている。

また、警察はSNSでお金を要求された際は一人で悩まず、一旦連絡を断ち、家族や警察へ相談するよう求めている。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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