7月8日に開幕する夏の高校野球岩手県大会の注目校、4連覇を目指す花巻東。
高校日本代表候補のエースや、けがから復活した2人のスラッガーを中心に最後の夏に臨みます。

春夏通じて県内最多19回の甲子園出場を誇る花巻東。
2026年の強さの要因の一つが、歴代屈指の層の厚い投手陣です。

最速140キロを超えるピッチャーが4人います。
春の県大会では4試合を戦い、失点はわずか3点でした。

中でも注目はエースの萬谷堅心投手(3年)です。
高校日本代表の候補に選ばれ、4月には合宿に参加しました。

萬谷堅心投手
「選手一人一人のレベルが高かった。自信がついたというより、これからの野球人生に生かせる経験だったので良かった」

キレのある多彩な変化球を操り、2025年の夏の甲子園では優勝候補を相手に完投勝利を挙げました。
大舞台を知る頼もしいエースがチームを引っ張ります。

萬谷堅心投手
「自分がマウンドに上がったら、流れを引き寄せられるようなピッチングを夏にしていきたい」

新チーム発足以降、県内の公式戦では一度も負けがなく、さらに秋の東北大会でも優勝を果たしました。

しかし、主力選手の故障が相次ぎ、春の東北大会は準々決勝で敗退。
高校通算ホームラン45本、チームナンバーワンの長打力を持つ赤間史弥選手(3年)もけがに苦しんだ1人です。

5月下旬に背中の肉離れを発症。現在は回復しフリーバッティングでは大きな当たりを連発していました。
けがを乗り越え、最後の夏へ闘志を燃やしています。

赤間史弥選手
「貢献することに徹したバッティングをしたい。夏は思いがぶつかり合う中での試合なので、まず気持ちでは負けないようにしたい」

また、元プロ野球選手の父を持つ古城大翔主将(3年)は4月下旬に足を骨折し、約2カ月間治療に専念しました。
2週間前からは守備練習にも参加し、軽快な動きを見せていました。

1年の夏から4番に座り、高校通算ホームランは32本。
けがの悔しさをプレーできる喜びに変え、活躍を誓います。

古城大翔主将
「自分の1本でチームの流れや勝敗を左右する場面で勝利に導けるような一打を打ちたい」

現在、4季連続で甲子園に出場している花巻東。
3年生は入学してから全ての甲子園の出場権を手にしています。

萬谷堅心投手
「毎回『また戻りたい』という気持ちはある」

赤間史弥選手
「そこに『もう1回行きたい』という気持ちはある」

古城大翔主将
「何回経験しても『戻りたい場所』ではあるので」

甲子園に戻りたいーー夢舞台への強い思いがチームを奮い立たせています。
高みを見据えていますが、慢心はありません。

古城大翔主将
「まず一戦に自分たちが持っているエネルギーを全て出して、一戦必勝で最終的に“優勝”を目指せるように頑張りたい」

夏の岩手県大会史上初の4連覇へ。新たな歴史を花巻東が刻もうとしています

岩手めんこいテレビ
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