遊び始める前に子供の写真を撮る

わが家では海に行くと、遊び始める前にスマホで子供の写真を1枚撮るようにしています。

遊び始める前にスマホで撮影
遊び始める前にスマホで撮影

もし迷子になってしまった場合でも、「この服装の子を探しています」と迅速かつ正確に周囲に伝えられるため、捜索がぐっとスムーズになるからです。

実際、子供がいなくなった瞬間は親も動揺してしまい、着ていた服装や特徴をとっさに思い出せないケースは少なくありません。そのため、当日の服装が分かる写真を残しておくことは、とても有効な備えになるのです。

スマホはフル充電してから出かける

緊急通報の際に必ず必要になるのがスマホ。海レジャーでは家から海までの経路を調べたり、写真や動画を撮ったりと、スマホを使う場面がとても多くなります。

いざという時にバッテリー切れにならないように
いざという時にバッテリー切れにならないように

いざというときにバッテリーが切れていては、助けを呼ぶことができないため、必ずスマホはフル充電の状態でお出かけください。

そして、もしも海レジャー中に離岸流などで家族が沖に流されてしまった場合などは、迷わず「118番(海上保安庁へ通報する)」というのも、ぜひ覚えておいてくださいね。

持ち物が流されても取りに行かない

最後に、海上保安官時代から声を大にしてお伝えしている、海で楽しく遊ぶための知恵をご紹介します。

海では、浮き輪やサンダルなどの持ち物が流されてしまうことがよくあります。そして、慌てて取りに行こうとして、水難事故につながるケースも決して珍しくありません。

そこで覚えておいてほしいのが、たとえ泳ぎに自信があったとしても「沖に流されてしまったモノは無理に取りに行かない」ことです。

海へは、あえて古いモノや安く買ったモノを持って行きます
海へは、あえて古いモノや安く買ったモノを持って行きます

モノが流されてしまうと、とっさに取りに行きたくなりますが、一緒に行くお子様とも「流されたモノは取りにいかない」と、事前に約束をしてください。

私自身も、海上保安官になって海の怖さを実感してからは、基本的に海へ持って行く物は、無くなっても困らない物だけにして、リスクを回避できるよう心がけています。

海レジャーで一番大切なのは、「楽しかったね」と、全員で元気に家に帰ること。安全に気を付けながら、夏の海を思い切り楽しんでくださいね!

川崎みさ(かわさき・みさ)
1985年生まれ、広島県在住。元海上保安官で2児のママ。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、防災士、ひろしま防災Jプログラムトレーナー。

川崎みさ
川崎みさ

1985年生まれで広島県在住。元海上保安官で2児のママ。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、防災士、ひろしま防災Jプログラムトレーナー。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックを発信する。
産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、「親としての覚悟と準備の足りなさ」を自覚し、災害への備えを考えるようになる。海上保安庁を退職後に「災害について多くの人に考えてもらえるキッカケになれば」と、防災についての発信や、防災教室を開催している。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むこと。