東京の企業が大学と共同開発した検査キットを使い、尿でがんの可能性を調べる実証実験が岡山県新庄村で始まることになりました。
実証実験で導入されるのは尿をAIで解析する検査で、村で6月28日、発表会が開かれました。
東京の企業「クライフ」が大学と協力して開発したもので、体内の細胞が放出した物質を尿から抽出し、すい臓がんをはじめ10種類のがんのリスクを判定できるということです。
実証実験は村民30人程度を対象とし、自宅で採取した尿を検査会社に送ります。検査費用340万円は東京の財団法人から補助を受けた村が負担し、検査でリスクが高いと判定された場合は地元の診療所や大学病院での追加検査につなげます。
(村の人)
「検診を受けても(がんは)100%見つからないと思う。1度尿を採ったら色々なところのがんが分かるということで、すごいと思った。」
人口およそ750人の新庄村は、近くに専門の医療機関がなく気軽に検診を受けにくいことからがん検診の受診率向上が課題となっていました。
村では2027年2月には村民向けに報告会を開く計画で、検査結果を見て継続するかどうか検討することにしています。
