中国では街が濁流にのみ込まれ、ヨーロッパでは猛烈な熱波で死者が相次いでいる。スーパーエルニーニョの影響からか、世界各地が異常気象に見舞われている。

中国で濁流と土砂崩れが住宅襲う

記録的豪雨が続いた中国・湖南省では21日、家屋が倒壊する瞬間をカメラが捉えた。

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茶色く濁った水が道路を勢いよく流れていた次の瞬間、土砂崩れが発生し、3階建ての住宅が一瞬で倒壊した。

さらに中国の山岳地帯では、激しい洪水によって車が立ち往生し、乗っていた2人は濁流の中をはうように進み、なんとか無事に救出された。

中国では洪水や土砂災害が相次ぎ、多くの人が避難を余儀なくされるなど影響が広がっている。

フランスでは水の事故40人死亡

一方で、ヨーロッパを襲っているのは記録的な熱波だ。フランスでは18日以降、水の事故で40人が死亡するなど猛暑による被害が拡大している。

FNNパリ支局・原佑輔記者:
手元の温度計は41度を超えました。普段はパリジャンであふれるこの場所も今日は人出がまばらです。

フランス南西部ピソスでは23日、最高気温44.3度を観測。

フランスの気象当局は熱波の危険度を示す4つの警戒レベルの中で最も高い赤色警報を、全国96県のうち58県に発令した。

日本人観光客は、日本では考えられない実情をこう明かした。

日本人観光客:
電車、バスにもエアコンがついていない。もう蒸し風呂状態でしたね。

歴史的建造物が多いフランスでは、景観保護などの規制で室外機を外壁に取り付ける必要があるエアコンの設置が制限されている。そのため、壁掛けではなく窓の外にダクトを出すタイプのクーラーが利用されている。

フランスだけでなくイギリスも記録的な猛暑に襲われていて、場所によっては最高気温が38度から40度に達するとの予報も出されている。

ヨーロッパを襲っている異例の暑さは、27日ごろまで続く見通しだ。
(「イット!」6月24日放送より)

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