お盆休み真っ只中に開かれた13日の横浜市議会で、山中竹春市長のパワハラ問題をめぐって厳しい追及が行れた。第三者調査でパワハラが認定された山中市長が、議会の場で初めて説明し、「心からおわびを申し上げます」と謝罪した。
「パワハラ認定」の横浜市長が謝罪
横浜市 山中竹春市長:
このたびの一連の事態につきまして、心からおわびを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

13日に行われた市議会の冒頭で謝罪した横浜市の山中竹春市長。市長のパワハラ問題は、2026年1月に横浜市の現役幹部が行った告発会見で明るみに出た。
久保田淳前人事部長(2026年1月の会見):
「お前裏切ったらこれ(銃を向けるようなしぐさ)だぞ」というようなこと。市長室である事案について対応状況を報告した際に、「今俺との会話を録音したら許さない」と、3回ぐらい銃撃ポーズされた。
代名詞として(脳みそが小さい)「ダチョウ」使うんですよ。「あのダチョウがさ」とか、「あのダチョウのマネジメントが悪いんだよ」とか。あとはまあ、けなすときは「あいつポンコツだから」とか、「○○はバカだからこんなことしてんだよ」とかっていうことをおっしゃる。

その後立ち上がった第三者委員会は、7月に、市長の言動のうち7項目をパワハラと認定。これを受け市議会は市長に説明を求め、13日の委員会開催となった。
「銃撃ポーズ」や暴言 市議会で厳しい追及
山中市長はこれまで第三者委員会の調査への影響を理由に答弁を控えてきたため、市議会での説明は初めてとなる。
横山正人市議:
銃撃のポーズや切腹に関する言動についても市長はこれまで市会答弁で否定をしておりますけれども、第三者調査が事実認定をしています。これについてどのような見解をお持ちですか。
山中市長:
認定された事実をすべて受け入れ、職員が心理的な圧迫等を受けていたことを心から反省しております。

今回追及の口火を切ったのは自民党の横山正人市議。1月の告発会見で、次のような形で名前が出た人物だ。
久保田前人事部長(2026年1月の会見):
自民党の横山元議長に対する暴言。「なんで来てんだよあのデブ」「2頭身かよ、気持ちわりい、死ねよ。あ、言っちゃった心の声が」というような発言がございました。
横山市議は、第三者委員会にパワハラ認定された、人事権を背景とした職員支配について質問した。
横山市議:
市長は実際職員を飛ばす、あるいは粛清するという趣旨の人事上の対応を行ったのかどうか伺います。
山中市長:
当時の私自身、そういった認識はありませんでしたが、今報告書を受けまして、社会的にはそう評価される可能性があるものであると考えております。
また2027年に開催予定のグリーンエキスポへの影響について問われ、次のように述べた。

山中竹春市長:
大変…重いご指摘であります。私自身が信頼を回復できるよう努力してまいりたいと思います。
さらに、別の議員からは…。
山下市議:
これ市長あの、なんでしょうね、相手の感情を受け取れる、受け取るっていう行為っていうか、相手の感情を受け取ることって、市長苦手なんですかね。そういったコミュニケーションお嫌いですか?
山中市長:
そこがまさに報告書の中で指摘されている部分だと思います。
市民の反応
2021年当時、菅総理のお膝元である横浜市長選に出馬し、初当選した山中市長。与党が全面的に支援した候補を破ったことで注目された。

事実上の続投を示唆した山中市長のパワハラ認定について、横浜市民からは次のような意見が聞かれた。
横浜市民:
1回目も2回目も市長に投票しましたので、市民のために対策をとっていただければ続けていただきたいと思います。
横浜市民:
今の社会でパワハラをするっていうのはちょっと考えられないなっていうのもありますし、上の立場としてそういうことをしないために動かなきゃいけない人間なのに、そういう事実が発覚した以上、即辞任していただきたいですね。
(「イット!」8月13日放送より)

