大手日用品メーカーの花王は、スキンケアブランド「SOFINA(ソフィーナ)」から、新たな価格帯を狙った新スキンケアブランド「SOFINA BASIC+(ソフィーナ ベーシック プラス)」を展開すると発表した。
化粧品市場は一般的に「2000円未満の低価格帯」「2000円~5000円の中価格帯」「5000円以上の高価格帯」の3つに分けられる。これまでソフィーナは、3000円~5000円台を中心とした中価格帯の商品展開を主軸としてきた。しかし、足元では物価上昇の影響などを背景に消費者の間ではより安価な商品へシフトする動きが強まっている。
なかでも、富士経済グループの調査によると、スキンケア商品で「安価な化粧品を購入する・ブランドを切り替える」と回答した人は2023年から2025年にかけて増加しており、低価格志向が広がっている。
「SOFINA BASIC+」の展開はこうした変化を踏まえたもので、8月8日から化粧水や乳液などの販売を開始する。1000円台から2000円未満を「新・中価格帯」と位置付けて、市場の開拓を目指す。
【商品概要】
◆ソフィーナ BASIC+ うるおいターボ化粧水
本体 160ml 税抜1300円(税込1430円)
レフィル 150ml 税抜1100円(税込1210円)
BIGポンプタイプ 320ml 税抜2500円(税込2750円)
◆ソフィーナBASIC+ うるおいターボ乳液
本体 120ml 税抜1500円(税込1650円)
レフィル 110ml 税抜1300円(税込1430円)
既存のソフィーナブランドの認知度を活用し、マーケティングコストを抑えるなどして価格を引き下げた一方で、機能面においても、塗布後に空気中の水分を取り込み、角層の水分量を高める花王独自の技術を盛り込んだ。
花王は今回のブランド戦略を通じて、2030年までにユーザー数を現在の約1.7倍となる420万人へ拡大し、売上も150%に引き上げる目標を掲げている。

