通路のそばは就寝時に物音が気になることもありますし、テントやガイドロープに通りすがりの人が引っかかったりすることも。

実際には、テーブルやチェアを置く食卓スペース、調理スペースなども必要ですし、サイトの中での動きやすさ(動線)も勘案して、最終的にレイアウトが決まるといったケースが多いかもしれません。「テントは固定するまでは動かせますので、組み立ててからの場所移動もできます。慌てずに進めてください」(大貫さん)

なお注意したいのは、テントはどこでも張っていいわけではないことです。禁止されていたり、許可制になっていたりする公園もありますし、河川敷も管理者が禁止している場合があります。また、空き地なども私有地の可能性があります。キャンプサイト以外では、張ってよい場所かどうか、必ず事前に確認をしてから実践してください。

テントの固定の仕方

張る場所も決まり、うまく張れたら、最後にロープとペグを使ってテントを固定します。無事に組み立てられたことでホッとして、そのままにしてしまうというといったケースもありがちですが、実はこの作業はとても重要なのです。

「アウトドアでは、いまは穏やかだなと思っていても、突発的に強い風が吹いたりします。テントが飛ばされることのないように、しっかりと留めておきましょう」(大貫さん)

テント底面の四隅にはループ(輪っか)がありますから、そこにペグ(杭)を打って位置を固定します。これで、テントがズレないようになります。さらに、テントの側面にはテント固定用のロープを通すためのループがあるので、そこにロープを結び、地面に張ってペグで固定すれば、テント全体を固定できます。

ペグを使ってテントを固定する(イメージ)
ペグを使ってテントを固定する(イメージ)

覚えておきたいのがペグを刺す向き。ペグはテント側に向かって打ち込みましょう。ピンと張ったロープとペグの角度は、90度になるのが理想です。

もし風が不安であれば、最初に四隅のうち対角線上の2ヵ所を留めておくと安心です。これで、テントが飛ぶ心配はなくなります。

これで、風対策もばっちりです。ロープをしっかり張っておくと、テントの見た目もきれいになるので、キャンプサイトがとても美しくなります。