けがの応急処置

けがをした時は、傷口にラップをきつく巻けば止血効果がある。

またラップを密着することで細菌の感染リスクも予防できる。

傷口に巻いて止血、感染予防(特集班撮影)
傷口に巻いて止血、感染予防(特集班撮影)

腕を負傷した時は三角巾のように吊ったり、骨折が疑われる時は胴体にグルグル巻きにして固定することもできる。

三角巾のように吊ることも(特集班撮影)
三角巾のように吊ることも(特集班撮影)

これらはあくまでも応急処置なので、なるべく早くに救急隊員の手当を受けることを忘れずに。

細くねじって「洗濯物干し」に

また、避難所生活では紐やロープがあると何かと便利だ。

タオルを掛けたり、洗濯物を干したり、プライベート空間を確保するために目隠しをしたり。

そんな時、身近に紐がなくてもラップがあれば代用品を簡単に作れる。

ラップをねじるだけ!(警視庁警備部災害対策課Xより)
ラップをねじるだけ!(警視庁警備部災害対策課Xより)

作り方は、ラップを必要な長さに切って細くねじるだけ。

1本でも十分に強度はあるが、3本用意して三つ編みにすると更に強度が増す。

三つ編みにすると強度が増す(警視庁警備部災害対策課Xより)
三つ編みにすると強度が増す(警視庁警備部災害対策課Xより)

特殊救助隊員が両側から引っ張り合っても引きちぎることができない程だという。

特殊救助隊員でも引きちぎれない(警視庁警備部災害対策課Xより)
特殊救助隊員でも引きちぎれない(警視庁警備部災害対策課Xより)

紐の活用法はいろいろある。

長く作れば洗濯物を干すロープに。

洗濯物を干すロープに(警視庁警備部災害対策課Xより)
洗濯物を干すロープに(警視庁警備部災害対策課Xより)

短くカットすればくつひもの補強にも。

災害時だけでなく、キャンプやレジャーで困った時にも役立つはずだ。必要に応じて長さや強度を調節して活用すると良い。

アイデア次第でさまざまな困りごとを解決してくれる食品ラップ。災害用バッグに忘れずに備蓄しておこう。

齊藤昌巳
元警察庁広域技能指導官、広域災害危機管理アドバイザー、防災士、日本赤十字救急法指導員、一等無人航空機操縦士

齊藤昌巳
齊藤昌巳

元警察庁広域技能指導官、広域災害危機管理アドバイザー、防災士、日本赤十字救急法指導員、一等無人航空機操縦士