H3ロケット6号機の打ち上げ成功から間もない6月15日、JAXAはH3ロケット9号機を8月7日に種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。今回搭載されるのは日本版GPSとも呼ばれる測位衛星「みちびき7号機」。日本独自の測位システム実現に向けた重要な一歩となる。

打ち上げは8月7日午前4時30分から

打ち上げは8月7日午前4時30分から午前6時までの時間帯に、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから実施される。9号機は6号機とは構成が異なり、メインエンジン2基と補助ロケット2本を使用する仕様となっている。

カーナビや災害情報にも役立つ「みちびき」

9号機に搭載される「みちびき7号機」は、カーナビやスマートフォンの位置情報サービスへの活用はもちろん、地震や津波などの災害時における情報発信の手段としても役立てられる衛星だ。

日本版GPSと呼ばれるみちびきシリーズをめぐっては、2025年12月に打ち上げられたH3ロケット8号機に5号機が搭載されていたが、打ち上げに失敗するという痛手を負っている。

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「みちびきだけ」で測位を可能に

政府は今後、みちびきを7機体制に拡充することを目指している。7機体制が実現すれば、アメリカのGPSなど他国のシステムに頼ることなく、みちびきのみで測位が可能になる。外国のインフラに依存しない、日本独自の測位システムの確立という大きな目標に向け、9号機の打ち上げ成功が待たれる。

(動画で見る▶H3ロケット9号機 8月7日早朝打ち上げ 準天頂衛星「みちびき」7号機搭載 鹿児島・種子島)

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