5月下旬の季節外れの強風が落ち着いたのも束の間、今度は急激な「暑さ」と、その後に控える「大荒れの天気」への備えが必要になりそうです。福島テレビの斎藤恭紀気象予報士によると、この先はまさにジェットコースターのような気温変化が押し寄せるため、事前の準備が欠かせません。
■台風の北上感じる「真夏日」へ
1日の福島県内は、雲が広がりつつも明るい曇り空となり、日差しが届いて気温が上昇しました。
あす6月2日(火)も南寄りの風がやや強く吹き、さらに気温が上がる見込みです。これは現在、日本の南を北上している台風の影響によるもので、県内には暖かい空気が流れ込みやすくなっています。
しかし、注意が必要なのはその先です。あさって3日(水)になると天気は一転し、冷たい雨が降る予想です。日中の気温も2日と比べて一気に下がり、10℃台までしか上がらないところもあるなど、体調管理にはくれぐれもご注意ください。まだ暖房器具などは片付けずに残しておくのがよさそうです。
また、県内ではクマの目撃情報が相次いでいます。1日には、喜多方市山都町の山林や、福島市飯坂町の国道13号線・東栗子トンネル付近など、計2件の目撃が報告されており、警察などが注意を呼びかけています。
■あす2日(火)の天気
明るい曇り空が広がりますが、午前中を中心に晴れ間もあり、各地で暑い一日となりそうです。
【会津地方】
明るい曇り空の一日となりますが、日中は気温が上昇します。会津若松では最高気温29℃と、真夏日に迫る暑さになるでしょう。夕方以降は少しムシムシとした体感に変わりそうです。
【中通り】
朝から気温が高めで、福島市では30℃と、4日連続の「真夏日」となる予想です。郡山でも26℃まで上がります。
南寄りの風がやや強く吹くため、熱気がこもりやすくなります。まだ暑さに体が慣れていない時期ですので、こまめな水分補給など熱中症対策を万全にしてください。なお、夕方からは本曇りとなり、湿度が上がってムシムシしてきそうです。
【浜通り】
いわき市で最高気温23℃の予想です。あすのうちはまだ大きな天気の崩れはありませんが、あさって3日(水)には台風の接近に伴い、大雨や高波となる恐れがあります。
特に沿岸部では、うねりを伴った5メートルの高波が押し寄せる可能性があるため、あすの穏やかなうちに、大雨や高波への備えを進めてください。
■今後の見通しと「ハイブリッド型」の梅雨入り?
今週の週間予報を見ると、3日(水)から4日(木)にかけては台風接近の影響で雨風が強まり、一時的に気温が急降下します。その後、金曜日からは再び高気圧に覆われて晴れ間が戻る見込みです。
気になる福島県の今年の梅雨入りですが、週明けの8日(月)ごろには再び前線が接近する予測となっています。今年の梅雨は、ザーッと激しく降る「陽性」の日と、シトシトと冷たく降り続く「陰性」の日が混ざり合うような、いわば『ハイブリッド型』の梅雨になる可能性があります。早ければ来週前半にも梅雨入りの発表があるかもしれません。
※2026年6月1日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。