東京・渋谷区で6月1日から、ごみのポイ捨てをした人から罰則として2000円の過料を徴収する取り組みがスタートしました。
リポート:
赤いベストを着た巡回員が出てきました。これから区内全域のパトロールを行い、ごみのポイ捨てを見つけたら過料2000円を徴収します。
渋谷区では、コロナ禍以降訪れる人の増加に伴いポイ捨てが急増。
5月25日夜、取材班のカメラは渋谷駅周辺でたばこポイ捨ての瞬間を捉えました。
この翌朝には、路上の至る所にごみが捨てられていました。
リポート:
あちら、道路の端に大量のごみが放置されています。こちら、空き缶が入った袋が引っかけられていますね。
ごみ問題の深刻化を受け、渋谷区は「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」を一部改正し、6月1日からごみのポイ捨てをした人から罰則として2000円の過料を徴収する措置が取られることになりました。
街の人からは「いいと思います」「ちゃんと取り締まってほしいと思う」といった声が聞かれました。
区内では最大60人の巡回員が24時間態勢でパトロール。
初日の6月1日、巡回員はポイ捨ての瞬間を確認し、ポイ捨てを指摘された男性がごみを拾いました。
巡回員:
拾ってもらったんですけど、ポイ捨てすると過料2000円になります。渋谷区きょうからポイ捨てすると2000円です。自分たちで出したゴミは持ち帰るか、決められたところで捨ててください。
ポイ捨てを確認した巡回員は、違反者からその場で2000円を徴収。
現金を持っていなければキャッシュレス決済にも対応しています。
渋谷区環境政策部・中尾浩則さん:
インバウンドの方含めてキャッシュレス決済が課題だったので、クレジットカード・二次元コード決済、色々な決済手段に対応している。
渋谷区によりますと、初日の6月1日は午後4時までに5件の過料の徴収を行ったということです。
さらに区は事業者への対策も強化しています。
リポート:
こちらの渋谷センター街にあるケバブ店では、きょうから店頭にごみ箱が設置されました。
区内の対象地域にあるテイクアウト店などに対し、ごみ箱の設置を義務化。
これに応じない店舗については、事業者名などを公表した上で5万円の過料を徴収するルールとなっています。