富山県砺波工業高校は生徒の個人情報が記載された書類を紛失し、保護者に謝罪しました。
きっかけは保護者からの問い合わせ
県教育委員会によりますと、砺波工業高校が紛失したのは、日本スポーツ振興センターの災害共済給付の申請に必要な書類で、部活動や体育の授業でけがをした在校生と卒業生あわせて9人分です。
氏名や性別、生年月日のほか、傷病名や診療日数、医療機関名などの個人情報が記載されていました。

ことし4月、保護者2人から給付金が支給されていないと学校に問い合わせがあり、校内で確認したところ申請書類が見当たらなかったため調査が行われました。
その結果、ほかにも7人分の申請書類を紛失したおそれがあることが分かり、現在も見つかっていないということです。
机の上で管理、鍵付きロッカーに保管せず

県教委によりますと、書類の管理を担当していたのは昨年度勤務していた20代の臨時的任用教員で、現在は退職しています。
本来、書類は鍵のかかるロッカーで保管する必要がありましたが、机の上などで管理されており、県教委は3月に機密文書を処分した際、誤って廃棄された可能性が高いとみています。
これまでに、学校は対象となった9人全員の保護者に謝罪していて、給付金が未支給となっていた7人については、再申請に向けた手続きを進めているということです。
また学校では、これまで1人で行っていた書類管理を2人体制に見直し、再発防止を図るとしています。
県教育委員会は「生徒や保護者、県民の信頼を損なうことになり、深くお詫び申し上げる」として、県内すべての県立学校に対して個人情報の管理徹底を求める通知を出し、再発防止に取り組むとしています。
(富山テレビ放送)
