とさでん交通の路面電車の将来像を検討する会議が開かれ、利便性の向上などについて意見交換が行われました。

「路面電車あり方検討会」は持続可能で利便性の高い公共交通の実現を目指し、県や大学教授のほか、沿線の市と町などによって2025年6月に発足しました。

路面電車の10年後のあり方を整理し、県と高知市の地域公共交通計画を改定することを目指しています。5回目の今回は長期的な計画について話し合いました。

高知工科大学・西内裕晶 教授:
「高知の路面電車ですね、高知の財産というよりはわが国の財産だというふうに個人的には思っておりますので、より良い方法を模索していきたい」

とさでん交通は厳しい収支状況に加え、運転士不足や利用者の減少などの課題を抱えています。

今回の主な議論は「サービスの向上」と「収支の改善」について。遅延状況などリアルタイムの情報を案内する電子看板を設置したり、交通系ICカード「ICOCA」を2028年度から導入したりして利便性の向上に努めるとしています。

ほかの委員からは「ICカードだけではなく、QRコード決済なども視野に入れてみるのはどうか」という意見も出ていました。また、設置する電子看板を利用し新たな広告収入を生み出すなどして、運賃以外でも売り上げの増加を図ろうとしています。

検討会は2026年8月と9月に行われる会議を踏まえ、同年秋に路面電車の10年後のあり方を公表したいとしています。

高知さんさんテレビ
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