5月27日(水)の会見:
「大変なことを起こしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした」
沈痛な表情で頭を下げるのは四万十市の障害者支援施設の関係者3人です。2026年1月、「レジデンスわかふじ」の入所者が施設内のシャワー室で意識と呼吸がない状態で発見され、搬送先の病院で死亡しました。
入所者にシャワー室で裸の状態で食事をさせ、シャワーの際に必要な見守りをせず約1時間放置し死亡させたということです。
レジデンスわかふじ・森克仁 施設長:
「事案の背景について、Aさん本人の障害特性による行為があり、説明することで本人のプライバシーや尊厳を侵害する恐れ、ご家族の心情を傷つける恐れがあるため説明することができません」
入所者の死亡に関わった職員は3人で聞き取りに対して「後悔している。深く反省している」などと話しています。現在も職務に当たっていますが「わかふじ」は職員の懲戒処分を検討しています。
死亡した入所者の保護者から苦情などはなかったということです。この死亡事案を受け県は施設に対し、5月27日付けで行政処分を下しました。
6月1日から3カ月間、新規利用者の受け入れを停止するというものです。県は処分内容について、国の監査マニュアルに基づき決定したとしています。
「わかふじ」を運営する社会福祉法人一条協会の他の施設では、過去にも虐待事案がありました。2016年、男性職員3人が知的障害のある10代の少年2人に対し、蹴ったりたたいたりしたほか、さらにその2年前にも施設利用者への虐待があったということです。
社会福祉法人一条協会・東高希 理事長:
「取り組みのやり方や、内容をもう一回考えていかなきゃならない」
またも繰り返された虐待。死者が出た今回の事案に対し「わかふじ」は第三者委員会を設置し、原因を調査しているとしています。